拝啓、お姉ちゃんへ。
拝啓、お姉ちゃんへ。 まず、手紙を手に取ってくれて、読んでくれて、ありがとう。 きっとお姉ちゃんしかこの場所はわからないよね、そう思って隠したよ。 もしかしたら今、お姉ちゃんは泣いてる? 優しいお姉ちゃんのことだからきっと泣いてくれてるよね。 なんかさ、私、疲れちゃったんだ。 前に相談した通り、友人関係のことで。 毎日泣いて、毎日絶望して、毎日死にたいと思ってた。 限界はもうとっくの昔に訪れてたんだ。 でも、ここまで耐えられたのはお姉ちゃんのおかげ。 でも私はお姉ちゃんに依存してみたい。 修学旅行でたった3日家を空けただけで、もう駄目になった。 だから、さよなら。 ありがとう、大好き。 封筒の中に沢山の思い出を入れておいたよ。 私のこと、少しでいいから思い出してくれると嬉しいな。 愛してたよ。 愛してるよ。 私はきっと、 恋愛として、お姉ちゃんを好きだったんだ。 ─ この物語の結末は、薔薇の下で。