私たちのの花(恋愛)
この話はフィクションです。 _____________________________________________________ 私は、萌花(もか)。小学6年生。趣味は、読書。 これは、普通の12才がたいけんした、夢のような物語。 私には友達といえる友達がいない。だから学校ではいつも、一人で本を読んでいる。私は、恋愛小説が大好きだ。今読んでいるのは、あるまほうつかいの女の子が幼なじみと恋に落ちて、その思いを伝えたときに、魔法の花が咲くという物語。私はこの女の子にあこがれている。 帰り道。公園のブランコに、だれかすわっている。あれは同じクラスの・・・・後藤ケイだ。隣の席の。何してるんだろ。ん?ほんをもってる。あ!あのほんは 「何じろじろ見てるんだ?」 「あ・・・・ごめんなさい。なにしてるのかなって」 「そうか」 「・・・ね、ねえ。何読んでるの?」 「萌花がいつも読んでる本だ。俺もこの本好きだよ」 「ほんと!」 それから私たちは、親友になった。 ある日の放課後、公園で。 「ねえ、ケイ。思いを伝えて花が咲いたっていうの、最高だよね」 「・・・ああ」 「あこがれちゃうな~」 「・・・」 「ケイ?だいじょうぶ?」 「…萌花」 「ん?」 「好きだ」 「・・・え」 「おまえのことが、世界で一番好きだよ」 「…ケイ」 「ん?」 「私も。ケイが世界一好き」 私たちの心に、一輪の花が咲いた。