乱雑
積み上げられた書類は、もはやかの富士山と見紛うほどであります。 しかし、やる気が出ないものは出ないのだ。よって、テストの直前だというのにほぼ何にも手を付けていないのだ。 しかし、やる気が出ないのは薄暗い部屋のせいでもある。ですから、お天道様に力を振り絞って頂きたいのです。 とはいえカーテンを引く力すら出ずにこうやって椅子の背にぐでんともたれて愚考しているのでどうにもならず。 愚考というのか、それともこれは愚想とでも書けばよいのでしょうか、やはりシャーペンを手に取ってノートを開きこの遣る瀬無さを書き綴る気力がありませぬ。 勝手知ったる我が家の天井を仰視し、暮れかけているらしい陽のorangeを浴びる。ちなみに、orangeの覚え方はオランゲ。 今、英単語を思いついたがしかし今手元に英語の教科書がないのだ。これはなんともないやる気を削ぐといいますか、非道いことではないでしょうか。明日に備えて英語を学校のロッカーに突っ込んだままなの。 ああ、なんとも思考が乱雑。もはや脳内に指向性爆薬を付けて勢いとやる気を爆発させたいのです。 うむしかしながら私は何となく筋というものを持っているらしいので。全くもって検討違いのことを並べたてている訳でもなさそうで御座います。 いやはや散らばる衣服や乱雑、いやはや散らばる紙々や乱雑、我が尊き愚考も又乱雑なる日常なりて。 これぞ世の理なのやもしれませぬ。我らの脳は自然という乱雑を表しておるのやも。 と、こう書き綴ってみた私の字は乱雑だ。 雲散る夕に散る我が言の葉とはまた乱雑の限りね。 さて遠き富士の山、人の身の造形とは神の一部が如し美味であるな。