短編小説みんなの答え:1

不器用なプレゼントと愛を。

息を吐くと、白く煙のようになる寒い冬。 うさぎの手袋とピンク色のマフラーをつけた桃花という少女は、ケーキを買いに出掛けていた。 「おかあさん…チーズケーキ、すきっていってた…」 6歳の桃花にとって、はじめてのおつかいであるクリスマスケーキ。 桃花のお母さんが大好きなチーズケーキを3きれ、お母さんとお父さんにプレゼントする計画をたてていた。 ケーキ屋さんについた桃花は、小さなお財布を取り出して、500円玉を3枚取り出すと、「チーズケーキ3つください」と店員のお姉さんに小さな声で言った。 店員はこんな寒い中ひとりで来ていた6歳の少女を不思議に思い、「おかあさんとおとうさんは?」と優しい声で聞いた。 「おとうさんはいなくて、おかあさんはお仕事」 桃花は母子家庭だった。 毎日必死で働いているお母さんにチーズケーキを食べさせてやりたいと、そして亡くなったお父さんにお母さんと同じものを食べさせてやりたいと、少ないお小遣いを使ってケーキを買おうとしていた。 店員は全てを聞いて、こっそりとサンタさんのビスケットを箱に入れた。 おつりを返して、「いってらっしゃい」と小さな背中を店員は見送った。 こんにちは、月乃と書いてるのと読みます! こちらの小説、いかがでしたか? 小さい子の心を読むのが難しかったため、語り手視点にしましたが、読みにくかったかな…? 感想お待ちしております!

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