2002年に開始した、 主に小・中学生を対象とする子どものためのサービス。 子どもの相談に子どもが答える『キッズなんでも相談』や、 インターネットを楽しく安全に使うための『わが家のインターネットルール』を作成できるコーナー、 保護者や先生に向けた情報提供も行っています。
※ 製品名、サービス名などは一般に各社の商標または登録商標です。
※ 内容は発表日現在のものです。予告なしに変更されることがあります。
本調査では小中学生を中心とした子どもたちを対象に、おこづかいをもらっているか、おこづかいをもらう頻度や金額などについてアンケートを実施し、1,324人から回答を得ました。
おこづかいをもらっている小中学生は79%で、ほとんどの子どもたちがおこづかいをもらっていることが分かりました。
もらっている金額は「501~1,000円」が最も多く、小学生、中学生ともに約4割を占めていました。
お金の使い道については、第1位が「貯金」で約6割を占め、次いで「本・雑誌」「おかしやジュースなど」「文房具」という結果でした。
今年に入り食料品や日用品などさまざまな商品の値上げが続いていますが、普段の買い物で値上げを実感している子どもたちが3割ほどいました。値上げを実感するものとしては、4月に値上げされた「うまい棒」のほか「アイス」「プリクラ」などの声が寄せられていました。
■「おこづかい」に関する調査レポート
■調査結果
約8割の小中学生が「おこづかいをもらっている」と回答しました。
全体の75%が「おこづかいを定期的にもらっている」と回答しました。次いで「お手伝いした時にもらっている」が10%、「必要な時だけもらっている」が8%でした。
中学生の回答は2位と3位が入れ替わり、「必要な時だけもらっている」が9%で、「お手伝いした時にもらっている」が5%という結果になりました。
小学生、中学生ともに、1ヵ月にもらっている金額は「501~1,000円」が最多でした。
2番目に多かった回答は、小学生では「1~500円」、中学生では「1,501~2,000円」と「2,501~3,000円」でした。「3,000円以上」は小中学生とも1割以下でした。
4月におこづかいの金額が変わった人と変わっていない人は、およそ半々でした。
中学生になってから忙しくなり、手伝いをする時間が減ったから
塾に行き始め、習い事の量が増えたので、その分おこづかいを減らした
おこづかいはテストの成績によって決まるのに、テストの点数が下がったから
文房具や漫画などにお金を使いすぎて、親から怒られてしまった…
最近親が忙しくて、おこづかいをもらい損ねてる
手伝いをした時におこづかいをもらっている子どもたちからは、進級・進学を機にお手伝いする機会が減り、おこづかいの金額に響いているという意見がありました。お金を使いすぎたり、勉強をサボったりした場合は、罰としておこづかいを減らされる子どもたちもいるようです。
おこづかいの使い道として最も多かった回答は「貯金する」で、小学生は68%、中学生は59%という結果になりました。貯金以外の回答では、小学生は「おかしやジュースなど」「本・雑誌」「文房具」「マンガ」が上位5位、中学生は「本・雑誌」「おかし・ジュースなど」「文房具」「マンガ」の順に並んでいました。
小中学生の約3割が普段買うものに対して、「値上がり」を実感していることが分かりました。小学生の方が値上がりを感じている割合がやや高くなっていました。
うまい棒
アイス
プリクラ
ガチャガチャ
マンガ・雑誌
コスメ用品
今年4月に10円から12円へ値上がりした「うまい棒」や、ポテトチップスをはじめとするお菓子に対して値上がりを感じているようです。食べ物以外では「プリクラ」「ガチャガチャ」といった意見もあがっていました。
CD・DVD
パソコン
ゲームソフト・ゲーム機本体
アクセサリー
アニメのグッズ・推しのグッズ
お菓子
文房具
好きなアーティストやアニメのキャラクターなど、いわゆる“推し”に関する商品を買いたいという意見が見られました。その他にはお菓子や文房具などの比較的に安価なものから、ゲーム機やパソコンといった高額商品まで、買いたいものはそれぞれのようです。
○2,000円くらい。いろいろなものが買えるうえ、貯金もできるから
○3,000円。周りの友だちがそれくらいもらってて羨ましいから
○推しのグッズや文房具などを買っていると、普通に月10,000円くらい必要になる
○1,000~1,500円。500円だと少なすぎるし、かといってこれ以上持つと金遣いが荒くなりそう
○2000円。 物価高騰、数年前の消費税引き上げから考えるとこれぐらい欲しい
○10000円。笑。DVDやグッズがいくつか買えるし、貯金にもまわせるから。
寄せられた理想のおこづかい金額は、年齢に関係なく数千円単位から万単位とさまざまでした。万単位のおこづかいを希望する子どもたちからは「ほしいものがたくさん買える」「友だちといろいろなところへ行きたい」といったコメントが寄せられていました。中には「特になし」との回答もあり、理由としては「今の金額で満足してる」「そんなに使わないから」「親に迷惑がかかる」などの声があがっていました。
2002年に開始した、 主に小・中学生を対象とする子どものためのサービス。 子どもの相談に子どもが答える『キッズなんでも相談』や、 インターネットを楽しく安全に使うための『わが家のインターネットルール』を作成できるコーナー、 保護者や先生に向けた情報提供も行っています。
※ 製品名、サービス名などは一般に各社の商標または登録商標です。
※ 内容は発表日現在のものです。予告なしに変更されることがあります。
内容 | おこづかい |
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期間 | 2022/05/06~2022/05/19 |
有効回答数 | 1324人 (うち女性:80% 男性:9% 選択なし:11%) |
グラフ:学年別回答者割合(%)