小学生は「サンタクロース」が72％で1位でしたが、中学生で「サンタクロース」からもらったと答えた人は42％と減少しました。中学生になると、「サンタクロース」よりも「おうちの人」からもらう割合が多くなることがわかりました。 「もらっていない」と回答した人の割合は小学生で3％でしたが、中学生では8％でした。

クリスマスプレゼントをもらった人に、事前に欲しいものを伝えたのか質問したところ、「伝えた」と答えた小中学生は78％で、「伝えていない」人は22％でした。

半数以上の人が値段を気にせずに欲しいものを伝えている中、26％の人がなるべく安いものを頼むようにしていることがわかりました。

サンタクロースへの欲しいものの伝え方は小学生、中学生ともに「手紙を書く」が最も多い結果となりました。

サンタさんからプレゼントをもらっていたのは、「小学4年生まで」が11％、「小学5年生まで」が12％、「小学6年生まで」が17％となりました。中学生に入ると、「中学1年生まで」が2％と一気に減ります。サンタさんからのプレゼントは小学生までだった子どもたちが多いことがわかりました。

その一方で、17％が「それ以上」と回答し、高校生になってもサンタさんからプレゼントをもらっているという子どもたちも多いようです。

小学生の欲しいクリスマスプレゼントの1位だった「自分の携帯電話（スマホ）」は、中学生では3位となりました。中学生になるとすでに自分のスマートフォンを持っている人が多いので、小学生に比べて欲しい人も少なくなると考えられます。

小学生の3位、中学生の2位には「まだ決まっていない」でした。今回のアンケートの実施は9月から10月だったので、まだ決まっていない人が多かったのかもしれません。

その他の回答には「カメラ」や絵を描くための「ガラスペン」、またスマホやタブレットで使える「ワイヤレスイヤホン」「ヘッドフォン」などが集まりました。

小中学生がイメージするクリスマスソングは、小中学生ともに「あわてんぼうのサンタクロース」「ジングル・ベル」「赤鼻のトナカイ」が上位にランクインしました。
その他の回答では「Christmas wishes」（Snow Man）、「クリスマスラブ」（すとぷり）、「君とメリークリスマス」（King＆Prince）など、“推しの曲”をあげている人が多い印象でした。

クリスマスに食べたい料理で圧倒的に1位だったのは「ケーキ」で、75％もの票を集めました。2位は27％で「ケンタッキー」、3位は22％で「ピザ」、続いて「フライドポテト」「ローストチキン」「ローストビーフ」という結果になりました。
その他の回答には「アイスケーキ」「チーズフォンデュ」「ハンバーグ」など、クリスマスには自分の好きなものが食べたいという意見が多く見られました。

良かったことも残念だったこともあったようですが、人によってさまざまなクリスマスのエピソードがありました。年に1度しかないので、家族や友達と過ごすクリスマスは子どもたちにとって特別な思い出となっているようです。

今と変わらずおうちの人とクリスマスを過ごしたいと思っている人がいる一方で、大人になったらおうちの人や友だち以外に「好きな人や彼氏と過ごしたい」と思っている人が多かったです。中には「1人で自由に過ごしたい」と思っている人もいることがわかりました。

また、お酒やビールを飲むなど、大人にならないとできないことを答えた人もいます。いずれも楽しいクリスマスを想像して答えていることが伝わりました。