好きな人が「いる」人は、88％でした。小学生では9割を超えています。

小中学生ともに好きな人は「学校の同級生」と回答した人が最多でした。また、「ネッ友」と回答した人の割合は、小学生の2.0％に対して中学生では3.6％と微増していて3位でした。

「同じクラスや班になったことがきっかけでその人と仲良くなり意識するようになった」など普段から接点が多い身近な相手を恋の対象に選ぶ傾向があるようです。また、「可愛いと褒めてくれた」ことや「好きと言ってくれた」ことなど、相手が自分に好意を持っていると知ったことがきっかけで自分も好きになったという意見もありました。 その他には、「いつの間にか好きになっていた」や「優しくされて好きになった」など、さまざまな理由があげられました。

好きな人がいる人の中で、今付き合っている人が「いる」と回答した人は小学生で22.9％、中学生で18.8％でした。好きな人がいる人の割合と同様、小学生がやや上回る結果となりました。

付き合ったきっかけは「相手に告白された」ケースが半数を占めました。その他には「お互い同時に告白した」「気づいたら付き合っていた」などがありました。

付き合っている人との過ごし方では、約半分の46.5％が「学校に一緒に行く・帰る」と回答しました。

半数以上の人が「優しい」を選んでいて、相手の優しさに惹かれる人が多いことがわかりました。続いて「顔がかっこいいまたはかわいい」が2位、「おもしろい」が僅差で3位にランクインしました。

81.6％の人が片思いしている人と付き合いたいと思っているようです。しかしその一方で、18.4％の人が付き合いたいとは思わないと回答しました。

片思い中の人と付き合いたいと思わない人は、「片思いしていること自体が楽しい」など、現状に満足している意見が多く見られました。また「付き合うことで今の関係が壊れてしまうのが怖い」や「周りに変な目で見られるのがいや」など、交際がきっかけで相手や周りの人との関係が変わることを恐れている人もいるようです。 その他には、「付き合ったら相手の嫌な部分が見えてしまいそう」「勉強や部活に集中したい」といった現実的な理由もあげられています。

恋愛について参考にしているものが「ある」人の割合は約半数を占めました。

小中学生どちらも「友だちの意見」が1位でした。僅差で「SNSやネットの意見」が選ばれています。身近な存在である「友だち」と、不特定多数の意見が集まる「SNSやネット」の両方を参考にしながら恋愛していることがわかりました。

小学生のランキングでは、小学生から絶大な人気を集めているカップルYouTuberの「ちろぴの」、中学生のランキングでは同じくカップルYouTuberの「なこなこ」が1位にランクインしました。 全体ランキングでは6位の「星野 源＆新垣 結衣」夫妻や7位の「大谷 翔平＆田中 真美子」夫妻以外、上位10位中8組がYouTuberという結果になりました。小中学生ともにYouTubeの影響力は大きいようです。