2002年に開始した、 主に小・中学生を対象とする子どものためのサービス。 子どもの相談に子どもが答える『キッズなんでも相談』や、 インターネットを楽しく安全に使うための『わが家のインターネットルール』を作成できるコーナー、 保護者や先生に向けた情報提供も行っています。
※ 製品名、サービス名などは一般に各社の商標または登録商標です。
※ 内容は発表日現在のものです。予告なしに変更されることがあります。
本調査では小中学生を中心とした子どもたちを対象に、夏休みについてどう思うか、夏休みの宿題はどうする予定?などについてアンケートを実施し、1,393人から回答を得ました。夏休みの宿題は「必要」だと思うかについては小学生と中学生の結果に多少違いがあるものの、全体では「思う」と「どちらかと言えば思う」を合わせると49%が必要だと思っているようです。
また、夏休みの宿題で1番嫌なのは「読書感想文・作文」と回答した人が多い結果になりました。「絵画・ポスター」や「絵日記」などが嫌いという人は少なく、芸術方面や日記は宿題として好まれていることがわかりました。
■「夏休みのすごし方」に関する調査レポート
■調査結果
夏休みについては、「うれしい」と答えた小中学生は63%で、「どちらかと言えばうれしい」が24%と、約9割の子どもたちが夏休みを楽しみにしていることがわかりました。
全体では、「思う」と「どちらかと言えば思う」を合わせて49%と、全体のほぼ半数が必要だと思っていることがわかります。勉強のことを忘れて遊びたい気持ちと、長期間勉強せずにいるのはよくないと思っている気持ちが表れているようです。小学生に比べ中学生では夏休みの宿題に肯定的な子どもは半数を超えました。中学生は高校受験も視野に入ってくる年齢のため、勉強が小学生に比べてより身近になっているのかもしれません。
去年の夏休みの宿題について小学生と中学生を比べると、小学生の方が計画的に夏休みの宿題を進めていることがわかります。中学生になると学習塾や夏休み期間中に部活動があるなど時間に余裕がなくなるからか、ギリギリまで宿題が残ってしまうことが多いようです。
昨年の失敗を踏まえてか、今年の夏休みの宿題は多くの人が「最初の方に終わらせる」と回答しました。中学生では小学生に比べて「毎日少しずつやる」と答えた人が多く、小学生、中学生ともに「ギリギリで終わらせる」と回答した割合が1桁台と低いことから、ほとんどの子どもたちが計画的に宿題を終わらせる予定だとわかりました。
「読書感想文・作文」が最多で、次いで「問題集やドリル」でした。作文や読書感想文は慣れていないと時間がかかり、文章を書くことに苦手意識を持つ子どももいることから宿題として不人気なのだと考えられます。
夏休みの自由研究の宿題については、全体の44%が「ある」と答えましたが、小学生と中学生では大きく差が出る結果になりました。小学生の58%が「ある」と答えているのに対して、中学生は26%に留まっています。
1番多かったのは「インターネットで調べる」で、次に「おうちの人や知人のアドバイス」でした。 その他には「学校でいくつか候補が決まっている中から」や「テレビで見て面白そうなものをやる」などの回答がありました。
「38度の気温は暑いのに、なぜ38度のお風呂は熱くないのかについて論文を書く」
「10円玉をどの調味料で磨くと1番ピカピカになるのかを研究する」
「コーンスネーク(蛇の一種)の色の種類を調べる」
「ペットボトルロケットを作りたい」
「アルコールを使って花から色を抽出して、今度は食紅などで花に色を戻す実験」
「街中に捨てられるゴミについてまとめたい」
自由研究で何をするかについては、さまざまな意見が集まりました。「ペットボトル」を使った研究にはロケットのほかに、スノードームや「竜巻を作る」といった回答もありました。ゴミ問題については複数の人が自由研究の題材に選んでいて、小中学生の環境問題への関心の高さがわかります。
その他には、「スライムを作る」や「モッツァレラチーズ作り!」など工作や料理をする人もいました。
夏休みで1番楽しみなことは、小学生は「旅行」、中学生は「推し活」が最多でした。コロナ禍で自粛していた「お祭り」が、今年から再開される地域が多いこともランキングに影響を与えているようです。
その他には「家でゆっくり過ごす」「アニメを一気に見る」などの回答が集まりました。
「1日1勉強が目標!」
「7月中に宿題を終わらせる」
「引退試合に向けて部活を頑張る!」
「夏らしいことを満喫したい」
「推し活! 夏休みを利用してライブに行きたい!」
「友達といっぱい思い出をつくる」
勉強や部活動のほか「推し活」をあげる人も見られ、夏休み中に推しの作品を全部見たりライブで遠征したりと時間を上手く使いたいといった意見がありました。
2002年に開始した、 主に小・中学生を対象とする子どものためのサービス。 子どもの相談に子どもが答える『キッズなんでも相談』や、 インターネットを楽しく安全に使うための『わが家のインターネットルール』を作成できるコーナー、 保護者や先生に向けた情報提供も行っています。
※ 製品名、サービス名などは一般に各社の商標または登録商標です。
※ 内容は発表日現在のものです。予告なしに変更されることがあります。
内容 | 夏休みの過ごし方 |
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期間 | 2023/05/16~2023/06/12 |
有効回答数 | 1393人 (うち女性:80% 男性:8% 選択なし:13%) |
グラフ:学年別回答者割合(%)