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おうちの方、先生
「子どもとインターネット」安全ガイド– 親子で取り組む3つのこと –
もっと知ろう! ネットトラブルから子どもを守るポイント【個人情報の流出を防ごう】
個人情報が流出してしまうのは、利用者の不注意やセキュリティの認識の甘さが要因となっている場合が多いといわれています。大人以上に、子どもが使う時にはより注意が必要です。特に次のことには注意しましょう。
- 個人情報を入力する時
- Webサービスやアプリを利用する際に、個人情報の入力を求められることがあります。しかし、残念なことに取得した氏名や住所、年齢、性別、メールアドレスなどの個人情報を無断で二次利用したり業者に売る目的のために、悪意を持って作成されたサービスがあります。サービスの利用規約やプライバシーポリシーを確認し、信用できるサービスなのか、個人情報の利用目的を確認して利用するようにしましょう。
特に、占いやポイント付与、プレゼント応募などは子どもたちは安易に情報を入力してしまいがちです。個人情報を入力する時は必ず保護者と一緒に行うようルールを決めておきましょう。 - 個人情報へのアクセス許可を求められた時
- アプリを利用する際に位置情報やアドレス帳などの個人情報へのアクセス許可を求められる場合があります。アプリは必ず公式のマーケットから購入するようにし、利用規約等を確認しましょう。
スマートフォンでは、さまざまな情報が端末に保存されているため、誤って悪意のあるサービスを利用した場合に情報が漏洩してしまう恐れがあります。 - 公衆Wi-Fi(無料Wi-Fiスポット)を利用する時
- 公衆Wi-Fiは誰でも使用できるため、入力情報を盗むことを目的とした悪意のある人が接続している可能性もあります。SNS、オンライショッピングなど、ログインを必要としたり個人情報の入力が必要なサービスは利用しないように子どもたちと約束しましょう。
「無料」ということで、子どもたちは安易に利用してしまうことがあります。自動でWi-Fiにつながらないよう設定しておくなども有効です。 - IDとパスワードの管理
- IDやパスワードは、仲の良い友達にも教えない、インターネット上にも書き込まないことを約束しましょう。
誕生日など推測されやすいパスワードを使わないようにし、IDが公開されるサービスで設定したIDは、ほかのサービスでは使わないようにするなど、IDとパスワードは自分の情報を守る大事な鍵であることを認識させ、管理をしっかりしましょう。 - SNSを利用する時(公開設定、位置情報を確認しよう)
- 公開設定や位置情報の設定をしっかり確認し、個人情報(名前、住所など)だけでなく、学校名や生活情報(●●に買い物に行った)など、個人が特定される恐れがある情報は書き込まないよう注意しましょう。
もっと知ろう! ネットトラブルから子どもを守るポイント