最後の言葉
「ほら、見てごらん。あそこにあるのが金星と水星だよ。」 「・・・!うわぁっ、すごーい!きらきらひかっててとってもきれいだねぇ」 「そうでしょ?でもね、この空がもっと暗くなるといろんなお星さまが見えてくるんだよ。」 「へぇ、じゃあちい、おそらがくらくなるまでまとうかな。」 このときは思いもしなかった。この空が煙に包まれてしまうだなんて・・・。 母 ちい!さっさと起きなさい! ちい うるさいなぁ もう起きてるし 母 いい!?もう中学生になったんだから自分でできることぐらい増や・・・ ドゴーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!! すさまじい音とともに人々の悲鳴が上がった。 キャーーーーーーーー!!!!逃げろ!ミサイルだ!安全なところににげろーーーー!!! 私たちの家には大きめの破片が降ってきた。 母 ちいぃーーーーーーーーー!! ちい お、お母さんわたしはいいから早く逃げ・・・て お、お願い。 母は絶対助けるからねと言い残し避難所へ。わたしは踏ん張りながらがれきに挟まった体を抜こうとした。でも、もう体力の限界だった。わたしはそのまま気絶。救急隊員がわたしが気絶してからおよそ2日後に来た。わたしはこう思った。 ちい(もうわたしは長くない) わたしは救急隊員さんにある言葉を残した。 1週間後 母 すみません 樋長(トヨナガ)ちいは今どこに!? 隊員 ・・・・・・知りたいですか・・・? 母 えぇ、もちろん 隊員 ちいさんは昨日20時17分に息を引き取りました。 母 ちいーーー!!!! 隊員 お母さんにちいさんから言いたかったことがあるそうです。 もうわたしは長くない。だから最後に言いたい。わたしはあなたに迷惑しかかけれなかった。口を開けばわたしは文句ばかりだった。でもその中でもお母さん、あなたは特別だった。わたしが何を言おうと冷静に答えてくれた。いろんなことをしてくれた。わたしが泣いたら慰めてくれた。嬉しいことがあったら一緒に喜んでくれた。そして最後に。ありがとう。わたしは昔見たきらきらの星のひとつとなってあなたを見守り続けます。 最後まで読んでいただきありがとうございました!ぜひコメントをいただけると嬉しいです!感動してくれた部分があったら教えてください。