麦茶ぶっかけ!
「あー!暑い!」と私は叫んだ。 「そうだな」と彼氏が言った。 「おれ、コンビニで飲み物買ってくるよ」 「え?いいの~?ありがと~!」 彼氏は麦茶を買ってきた。 ジュースは体に悪いため、お茶にしたとのこと。 私たちは近くの公園のベンチまで行き、休むことにした。 「ねえ、買ってきてくれたんでしょ?麦茶。飲みたい!ちょうだい!」 私は彼氏をせかした。 「ああ。めっちゃ冷たいぞ。」 彼氏はにこっとしながら麦茶を手渡した。 「あ、ねえ!私、キャップがとれなーい!はずして?」 私はおねだりした。 「・・・・・・しょうがねえな!いいよ。暑くて力が入らないからね。しょうがないよ」 彼氏はにこにことそのキャップをはずしてくれた。 「ねえ、私手が疲れちゃったから、飲まさせて!」 私は彼氏に抱き着いて言った。 「・・・・・。」 彼氏は何も言わない。 ―その瞬間、 バシャ―ンッ!!! 麦茶を頭からかけられた。 「お前な、わがまますぎんだよ!」 彼氏は怒鳴った。 「・・・・・えっ・・・」 私は泣きそうになった。 キンキンの麦茶をかけられた体は、震えていた。 「・・・もう、おれらはやっていけない。」 彼氏はそう言って、ペットボトルの中の麦茶の残りを、 私の頭に勢いよくかけた。 そうして、私たちは別れた。