私達の恋は七夕から
今日は天の川が綺麗だな。 そうか。今日は七夕だったね 私も織姫みたいに彼氏の彦星と会いたいよ… 7月7日__ 私は七夕祭りに来ていた。 友達にいない。彼氏だっていない だから私はいつもぼっちなのさ あの人が好き。そんな思い、何回言ったのか… 七夕祭りには三浦和真が私の近くにずっといた。 「お、三浦じゃん。ここ、来たんだね」 「よ!俺も楽しんでるんだ」 「三浦、1人?」 「もちろん。俺はいつもぼっちだろ」 三浦とは1つ共通点がある。それは“ぼっち”。 私だったら三浦のパートナーになれるのにな… 私の心にはなぜかその言葉がいつもあった。 あーあ、私も三浦と歩いてた方がいいのかも いつからだろう。三浦の事を考え始めたのは… でも好きだから…言わなくちゃね。 「待って。三浦、私と付き合ってくれない?」 「急になんだよ。罰ゲームでもされたか?」 「いや、違うの。本当に…」 「マジかよ…。蘭、俺がYESと言うに決まってるだろ。他に言うことねぇよ」 「ありがとう三浦!!好き!」 やっぱ三浦が好きだったみたいだね…私。 私達は学校で“七夕カップル”として噂が広まった でもその噂は本当だけど… 「三浦、ちょっと早いんだけど来年の七夕、遊べない?」 「今?別にいいけど…」 「やった!でも今もいっぱい遊ぼうね!」 「ああ。よろしく」 2024年7月5日__ 「あれ?三浦は?」 「あ、和真なら休みだよ」 「えぇ!!どうして?」 「風邪じゃない?お見舞いでもいけば?」 「うん!ちょっと行ってくる。」 私は学校を抜け出して三浦の家に向かった。 インターホンを鳴らしてずっと待っていた 「はい。」 出てきたのは三浦本人だった 「三浦、大丈夫?」 「あ、とりあえず開けるよ」 「三浦、学校は?」 「俺…あ、いやなんでもないよ。」 「ねえ閉めないで!!」 (ガチャッ) 扉が閉まる音がした。 私は扉の前で座り込んでしまった。 (どうして教えてくれないの?!) 次の日、三浦が私に言ってきた。 「蘭、俺さ明日、遊べない。」 「え?なんで??」 「俺、留学する事にしたんだ。」 「どこに行くの?私と会えないの?」 「アメリカ…しばらくは会えないんじゃない…」 「そんな。」 7月7日。 「いってらっしゃい。」 「いってきます。絶対に帰ってくるからな。蘭」 「うん。待ってるよ」 そして2人の声が重なった。 「また来年の七夕で」 2026年7月7日。(1年後) 「三浦、遅い!!」 「ごめんよ。でも7月7日じゃなきゃだめだろ」 「だって私、2年も約束待ったんだよ!」 「それはごめんな。」 「許す!アメリカどうだった?」 「勉強になった。とても楽しかったよ…でも」 「でも?」 「でもやっぱ俺、蘭といるのが1番楽しいんだ。」 「三浦…」 「…蘭、俺と結婚してくれ」 「はい。喜んで」 その時、私と三浦の背中に花火の音がかすかに響き渡った。 花火の色はピンクで形は…ハートだった。 まさにこれが私達の恋。 そう七夕の日… 最後に私達は言った。 「永遠に。」