知らない人でも、予想外のメッセージが。
すこし、疲れちゃったみたい。 きもちちが、落ち込んでるみたい。 だから、少し休憩したい。 よるは、しっかり寝たい。 私は、この意味不明な文章を、知らない人から受け取った。 そう、本当に知らない人。 学校どころか、住んでいる都道府県まで知らない人。 怖かった。 いきなり、新幹線の中で手渡された手紙。 知り合いでもないのに、なぜ・・・。 理由は、次の日に判明した。 その人は、私の家の近くにある高校に通っている17歳の男の人。 同じ学校ではなかった。 その人は、私と同じ塾に通っていたらしい。 ――だから、私のことを知っていたのか。 私はその男の人の存在自体知らなかったのに。 この人は、どういう意図でこの手紙をくれたのだろう。 いじめにあっているのかな? 寝不足なだけ? なぜ私に知らせた? 分からない。 モヤモヤと心の中で広がっていく。 ――もしかしたら私のことをストーカーしていた、とか? だんだんと悪い想像が働いてきて、警察に言うことも考えてきた。 そんなある日、またあの男の人に会った。 黒系の服じゃなかったから、不審者ではないんだなと、まず安堵する。 「君、返事は・・・・考えてくれた?・・ですか?」 「え?」 私は上ずった声で聞き返す。 返事? 何の? 「あの手紙、僕、日常を報告する文章じゃなかったんですけど」 「・・・えっと、どなたでしょうか」 私は怖くなってくる。 ちょっと、大丈夫、かな? 「すみません。僕は『斎藤杏』です。」 サラッと名乗ってくる。 「あの、返事とは?」 「ああ、気づかなかったですか。僕、頭文字にあるメッセージを記したんです」 「メッセージ?」 しまった、私、あの手紙の文章を忘れた。 頭文字ってなんだっけ?すると 「僕、あなたが――」 彼が言った言葉を私ははっきり聞き取った。 知らない男の人からの予想外の言葉を。 「・・・ありがとう。」 私は返した。そして付け加える。 「あなたはまだ一応、知らない人だから、まずは友達になりましょう。」 <後書き> こんにちは、お日様です! 相談に答えてことは山ほどあっても、小説を送るのは初めてです! 誤字脱字あると思うけど、そこは勘弁してね! 感想、お願いします! じゃね!