短編小説 あの一言で。
「はあ..」私・奈美(なみ)は、自分の部屋のドアを閉め、大きなため息を付いた。 今日から夏休み。楽しみなはずなのに。 理由は私にもわからない。だけど、ため息がでる。 エアコンが冷気を出す音だけが聞こえてくる。思い切って部屋に寝っ転がってみた。 「宿題...やってみようかな」 私は、自分で言うのもだけど、クラスで2番目?くらいで成績がいい方っていうのもあって、勉強は好き。 だからそこまで夏休みの宿題が嫌なわけじゃない。ちょっと面倒だな、って思うことがあるくらい。 宿題やったら気分転換になるかなあ..。起き上がり、自分の椅子にすわる。 そこで、学習机に置きっぱなしだったスマホがなった。 親友のゆーちゃんこと、優里(ゆうり)ちゃんからのメッセージだった。 「なっちゃーん!今からさ、うちの家で一緒に宿題しない?あーちゃんもくるって~!」 あーちゃんっていうのは、同じく親友の葵来(あいら)ちゃんのことで、なっちゃんっていうのは私・奈美のこと。 「いいよ!あーちゃんもくるの!?うれしい!!」 「やった!なっちゃんに勉強教えてもらおっかな~笑なっちゃん勉強得意だし」 「たしかに勉強は得意な方かもしれないけどさ..」 「? けど?? どーしたの?」 「教えるのほとんどやったことないから自信なくて...」 「大丈夫だよ!何もかも、やらないとわかんないじゃん? やる前から決めつけるんじゃなくてさ、まずはチャレンジしてみようよ!自信がないなら、私に教えることを、練習としてやってみようよ!」 「そっか..そうだよね!ゆーちゃんありがとう!」 ”やる前から決めつけるんじゃなくてさ、まずはチャレンジしてみようよ!”この言葉が、胸にずっと響いていた。 「....あれ?」私は寝っ転がっていた。今のはすべて夢だったってこと..? スマホを見ても、ゆーちゃんからのメッセージはきていなかった。 「夢だったんだ..でも現実にしちゃおう!」 ―やる前から決めつけるのではなく、まずはチャレンジする。 この言葉を思い出しながら、私はスマホを手にとった。 誤字脱字あったらすみません汗 初めて書いた短編小説です!意見や感想など、お願いします!