読書感想文とワタシ~繋ぐ~
私の名前は 篠田 鈴乃(しのだ すずの)。 小学6年女子。 そんな私の自慢はと言いますと… 読書感想文で6年連続代表を取っていること。 今から「表彰朝会」で、夏休みの宿題の表彰が行われる。 私は思わずニヤリとした。 すると、緊張と楽しみさに包まれている私のもとに、小さな女の子がいた。 私ははっとして、女の子に「お名前は?」と聞くと 「…2年の武田 彩です」 と名乗った。 …やっぱり。 実はこの彩ちゃん、去年、読書感想文で選ばれていたのだ。 「ねえおねえちゃん、おねえちゃんも、読書感想文で選ばれたの?」 そう聞かれた。 「うん。そうだよ」 そして思った。この子に、バトンを渡そう。って。 ~~~~~~~~ 無事表彰が終わり、教室に戻ろうと思ったが、 少し待った。彩ちゃんを待つために。 彩ちゃんが来ると、私は言った。 「彩ちゃん。読書感想文、好き?」 「うん」 「…彩ちゃん。これからも、読書感想文の代表、取り続けてほしい。」 「え…できるかな」 「おねえちゃんもね、2年の時に、6年生のお姉さんにバトンを渡されたの。 だから…次は彩ちゃんが繋いでほしいな…」 「…もちろん!」 そうして、バトンを渡した。 永遠に繋がれるようにと願って。 ~END~ 感想書いてくれると嬉しいです。