眠りについた私の好きな人。
世界で一番好きな人。世界で一番愛してる人。 私を笑顔にさせてくれる人。 「え、、、ちょ、うそだよね、ねぇ。嘘って言ってよ、ねぇ!優羽ってば。おねがい......」 「ごめんね。愛依ちゃん。本当なんだ、もう僕はそう長くない。半年もないかな?(笑)」 なんで笑顔なの。何で言ってくれなかったの。......違う。優羽は私の事を思って言わなかった。私が傷つくと知っていたから。 「優羽。無理させてごめんねぇ、ズビッありがとう。言ってくれて。辛かったよね」 もう優羽に無理はさせない。優羽は私の自慢の彼氏。だから私も優羽の自慢の彼女でいれるように最後まで優羽に尽くそう。 3カ月後 優羽が倒れた。入院している。 「愛依ちゃん。泣いちゃだめだよぉ、最後まで笑顔がみたいなぁ。最後は愛依ちゃんの笑顔をみて眠りたいな。」 「ゆうぅ。だめだよ、まだ愛依としてないことたっっっくさんあるよ。....遊園地はいったけど水族館は行ってないし、優羽へのお弁当も作ろって言ったのに.....。ねぇまだだめ。まだ愛依と一緒にいよう?」 涙が止まらなかった、けど優羽が悲しそうな顔をするから。最後まで泣いてちゃだめだ。笑顔でいなきゃ。 「愛依ちゃん。だいすきだよ、世界で一番。僕のこと忘れちゃだめだよ。でも愛依ちゃんにはちゃんと幸せな家庭をもってほしいなぁ、」 「優羽っ、もういいよ、もうしゃべらなくていい。もういいよ、」 優羽は笑いながら涙を溢した。悲しそうな、嬉しそうな涙を。 「愛依ちゃん。だぁいすき。」 そういって、優羽は眠りについた。 私のだいすきな優羽はもういない。もういないんだ。 ありがとう。だいすきな彼。