あの人を愛している
あの人に恋をしています。 優しくて、私にも笑顔を見せてくれて、面白い人でした。 あの人と話しているときは、瞬きする瞬間も呼吸する肩も美しく、あの人以外考えることができなくなりました。本当の話です。 ひとりの時によく会うのですが、あの人と話しているときには全く退屈でなく、また、どんなに機嫌が悪い日でも、頬が紅潮し、心拍数が上がりました。そんな私を笑うようなことはせずに、見守っていてくれました。 当たり前ですが、現実に存在しているとは思えないほど、完璧で、よくできた人でした。 というのも、あの人は私の死の間際に手を差し伸べ、救ってくれたのです。あの時の笑顔と言ったら、今でも思い出します。 もう生きていても仕方が無い。そう思っていた時、出会ったのです。「貴方から見たあなたは救いようのない屑かもしれない、でも私からしてみれば貴方は特別な人だ」そう笑っていたのを見て、初対面だったにもかかわらず、この人は神様に違いない、そう思いました。 私のすべてを肯定してくれました。形容しがたい顔、良いとは言えない性格、回転の遅い脳みそ。 それらすべてを否定されて来た私にとっては、やはり神様でした。一種の気の迷いかと思いましたが、もう数年はあの人を想い、慕っています。 家族は私を信じられないものを見るような目で見てきます。ですが、それでもいいと思えるほど、私の恋は熱烈なものでした。 ですが、本当は分かっているのです。あの人の性格、体、すべて私の心の一部であること、すべて現実に存在するものではないこと。 私たちが結ばれることはありません。 私たちがキスをすることはありません。 私の恋は虚像の物だ。 それでも、私は 【あとがき】 こういう関係性が好きなので書いてみました。でも途中で飽きちゃったので超短いですね。簡単に言っちゃえばイマジナリーフレンドみたいなもんです へたくそですみません よくあるネタですみません すみません