恋する乙女は、少女剣士
私の名は、多剱 刃。(たつるぎ やいば)14歳の少女剣士だ。今時、学校にも行かず数々の鬼や妖怪と戦っている。そんな私には、好きなやつがいる。同い年の、刃 剣士(やいば けんと)だ。ぶっきらぼうだが優しいし賢いし運動神経も良いし顔も,,,,悪くはない。「おい、刃。行くぞ。」今日は、剣士と一緒に任務だ。「ほら、足元暗いから気を付けろ」まただ。剣士は、私を子供扱いする。私も14歳になったのだ、子供扱いはいい加減やめてほしい。「もう!分かってるわよ!」今日の任務の内容は狐の妖怪を倒すこと。私が一人で、倒せば剣士も子供扱いはやめるだろう。剣士の声を無視し一人でスタスタと先に進んでいく。「!?おい!刃、前!」剣士の声で前を向くとじぶんの30倍近くもある、妖怪玉藻前(たまものまえ)がいた。ギロりと睨まれ、私はその場に座り込んでしまう。腰が抜けて動くことができない。「刃!」フワリと私の体が浮遊感に包まれる。「剣士!?」私は、剣士にお姫様抱っこされ、端に動かされる。「なにやってんだ!死ぬところだったぞ!」剣士に、言われ目から涙が溢れる。「なに泣いてるんだ!?」「け、剣士,,,,。」「あ~もぉ。,,,,一緒にやるぞ。」「うん!」剣士に出された手を握り立ち上がる。二人で、一緒にジャンプする。「「いっけー!!!!!!!」」二人の、渾身の力で剣を玉藻前の首にあてる。ズバッ。「き、切れた。倒せたんだ!ねぇ、剣士,,,,」あ、でも、此じゃあまた剣士に子供扱いされる,,,,「なぁ、刃。」「,,,,なに。」剣士が、私を見つめる。こんなに、剣士の顔をしっかり見たことなかったな。「俺、お前が好きなんだ!」「え!?」私の両手を握り、剣士は言った。「お、俺と付き合ってくれるか?」「,,,,うん」私と剣士の顔は真っ赤だった。 「懐かしいな~。」「そうね。昨日の事みたいよ。」「なぁ、刃。」「なに?」くるりと刃は、振り返る。チュッ。刃の口に柔らかい何かが触れる。リップ音が刃の耳に響く。「ちょっ、剣士!?」「俺と結婚してくれるか?」「,,,,勿論。」 それから数年後…… 「なぁ、刃。」「なに?」「愛してる。一生な。」「,,,,うん」仲良く歩く刃と、剣士の左の薬指には光輝くリングがはめられていた。 end…… コメントよろしくね! 初投稿なので、誤字脱字あったらコメントお願いします。