私の居場所をくれたのは
キーンコーンカーンコーン いつも通り、帰りのチャイムが鳴る 私は憂鬱な気持ちになる… 私の名前は、高咲梨菜(たかさきりな) 小学6年生 私には、家に帰っても “居場所”がない 私には3個下の妹がいる 高咲梨花(たかさきりか) 梨花は、私と違う 私は勉強も運動も普通 だけど梨花は 頭がすごく良く 運動も人よりできる方だ 私のテストの平均点は85点 でも梨花は毎回100点 だからお母さんは 私じゃなくて梨花をほめ 梨花をかわいがり 梨花にだけおいしいご飯を作る そう、私は差別されている 普段夜ご飯は 梨花は普通のおいしいご飯 でも私は、コンビニで買った おにぎりとインスタント味噌汁を 買ってこいと言われる そう思うと家に帰りたくなくなる 「梨菜!!一緒に帰ろっ」 「葵!」 彼は、千葉葵(ちばあおい) 私の幼なじみで、 私のことをよく知っている 嫌なことがあれば いつでも慰めてくれる 「ありがとう…帰ろっか!」 「梨菜無理すんなよ」 「うん」 「ただいま…」 「……」 お母さんはいる けど返事はなし いつも通りだ 梨花は今はいない 梨花は学校のスポーツクラブに 通っているからだ しばらくして 「ただいま~!!」 「梨花っ!おかえり~」 ほら反応が違う 「梨花、おやつにクッキーあるわよ」 「やった-!!」 私が帰ってきた時なんて そんなこと言ってなかった 「そうだ!ママ、今日のテスト100点だったんだ!」 「あら、梨花はやっぱすごいわね~」 「梨菜とは全然ちがう」 「も~ママ!お姉ちゃんも頑張ってるんだから」 「はいはい、梨花はいい子ね~」 本当は絶対思っていないのに 出たよいい子ぶってるの 私が差別されてることわかってるでょ 私は部屋で宿題を始めた しばらくたって夜ご飯の時間になった 「梨花、ご飯だよー!!」 「は-い!!」 「はい、梨菜買ってきてね」 「…うん」 ガチャ いつもこうだ 慣れているはずなのに どうして涙が出てくるんだろう 「…ッ梨菜!!」 「葵?!」 「やっぱり、今日もコンビニに向かうと思った」 「いつもそうだからね…」 「あのさ…今言うことじゃないと思うけど」 「俺と付き合ってほしい」 「えっ…?!」 「葵…?」 「俺が、梨菜の居場所作るから…」 「絶対幸せにしてやるから」 「俺と付き合って」 「葵ッ…(涙)」 「私、その言葉本気にしていい?」 「俺は嘘つかないって知ってるだろ」 「うん!!」 私はうっすら出てきた涙を拭いて 葵に笑顔を見せた その後私は家に帰らなかった 葵のお母さんが私のぶんも ご飯を作ってくれていたらしい 私は、お母さんに今までしたことと 私の気持ちと、これからは 葵の家で居候させてもらうころを すべていった お母さんは 「ごめんね」「これからはしないから」 を何回も泣きながらいってきたが 私には全然響かなかった 「ありがとう、葵」 「梨菜のためならなんでもするから」 「その言葉信じていいの?」 「もうッ(怒)」 ありがとね、葵 私の居場所をつくってくれて ・・・・・ 長文になって ごめんなさいッ!