初恋とブラック企業
「モブ、行こっか!」 「うん」 私はモブ、先月からこの会社に勤めることになった。 この会社はとても危険で、怪物を管理していて、人に化ける怪物や大きな怪物と戦わなくちゃいけなくて、人が死んでしまう可能性だってあるんだ。 そんな中、私は先輩に恋をした。 金髪のイケメン系男子!見た目に反し、優しい性格!1秒で惚れちゃった… でも…先輩に比べて私は、入りたてで弱くて…人のお荷物…でも!そんな私にも彼は優しくしてくれたんだ! そんなある日、会社のアラームがなった、「○○が、死亡しました」…え? ○○って、先輩の名前だ…嘘だ…彼は強くて… 考えるより前に体が動いていて、先輩の元まで走った。 「先輩!…はぁ…はぁ…先輩…?」 そこには先輩が立っていた、いつもと変わらない先輩、死んだなんて…間違いだったんだ…! 「先輩!」 「…」 「先輩…?」 違う、違う違う違う違う! あれは先輩じゃない! 怪物だ、先輩に化けてるんだ…! 「きゃぁ…!」 逃げなきゃ…なのに足が動かない…! 「助けっ、」 「うらぁ!!」 え…? 「はぁ…はぁ…大丈夫?」 「君は…?」 「私?私はミヅキ!昨日入ったばかりの新人さ!!」 「ありがとう…うっ…うぅ…」 「どうしたの!怪我した?私で守り切れなかったか…」 違う…先輩が死んだ悲しさと…自分より私を心配してくれる君の優しさが…嬉しくて… 「ほら!行こっか、モブ…先輩だっけ?」 「…うん!」 そうして私の初恋の人は儚く消えてしまったが…一人今度こそ喪いたくない人が増えたのだった… 「あ、ちなみに私、女だよ」 「え、嘘」 女だった