探してる、「誰か」
「ふーーー。終わった…」 ノートを閉じ、シャーペンをペンケースに入れながらため息をついてそう言った。 私は華月 真帆(かづき まほ)。今年念願の私立高校に入学した高校一年生。 俺は江波 悠人(えなみ ゆうと)。中高一貫校に通ってる高校一年生だ。 片付け終わって帰ろうとしていると、 「真帆ーー。今日一緒に帰れるーー?」 「江波!今日あいつ休みでさ、一緒に帰ってくんね?」 「華月さーん。一緒に帰りませんか?」 「ゆ・う・と・!帰ろ!」 いろんな人から誘われた。けど全部、「ごめん!最近放課後忙しくって…。」と断った。 嫌われたかな、なんて不安も胸の隅にしまい、急いで電車に乗り込んだ。まあ「忙しい」っていうのも、勉強のことじゃない。人探しだ。探してる人の名前も、顔も、どこであったのかも、どうして探してるのかも全部わからない。けど、大事な人だってことだけはわかる。きっと会ったことがある。どこかで、話したことがあると思う。 私は、乗り込んで右側の席が空いていたから座り、隣の壁にもたれた。 俺は、乗り込んで席を探した。ない。すると、磁石に吸い寄せられるような感じで、いつのまにか左側に歩いていた。あった。席を見つけた。神様かな、なんてことを思いながら目を瞑った。瞑ろうとした。瞑れなかった。無意識に左側を見る。あの私立高校の制服。JK。どこかでみたことがある。 私は、もたれた。もたれたのに、首が自然と右を向こうとする。逆らおうとするけど、向いてしまった。彼もこっちをみていた。 私は、目を逸らした。 俺は、目を逸らした。 全く同じタイミングで、(彼・彼女)も目を逸らしたと思う。 もう一度見た。また目があった。 運命?そう思って、勇気を出して話しかけた。 「「あのー…」」 また重なった!いや無理無理!席移動しよっかな…でも、移動したら怪しまれるよねー。。。どうしよ。 …………ん?まって……覚えてる!前世の、(私・俺)の、(病気で死んじゃったお兄ちゃん・取り残されたストレスで事故で亡くなった妹)……………!!!!!!!!!!!!! ハッと思って口を押さえる。相手もそう。全部思い出した! 目から涙が落ちた。電車の中で泣くなんて……。 やっと見つけた… そう、探してた、「誰か」。 ーーーーーーーーあとがきーーーーーーーー 難しい!初めて書きました!誤字あったらごめんなさい。どんな物語を書きたいのかもはっきりしてなかったのでより難しかったです!真帆の名前は将来子供が生まれたらつけたい名前だったのでつけてみました!悠人はいい名前があまり思いつかなかったのでこれにしました!前世とか入れたいなーー、みたいに思ってたのでまあよかったかな? 感想ぜひお願いします!アドバイスなどもありましたらぜひお願いします!読んでくれてありがとうございました! 以上、キハからでしたーー。