短編小説みんなの答え:5

【微ホラー注意】自分の理想

「よしっ!準備完了ー!」 私は彼氏の斎藤くんのため、学校から 急いで帰り、夜ご飯の準備を終わらせた。 今日から彼と同棲生活をすることになっていて、今日の夜ご飯は彼の好物の 生姜焼きだった。 友達にメッセージも送った。 【生姜焼き出来たよっ!!】って。 そしたら、 【おー!凄いじゃん!】 【がんばれー!】って。返ってきた もっと、頑張ろうって思った! すると……… 「……ただいま……、」 ドアが開き、大好きな彼が 疲れたような表情をして帰ってきた。 「おかえり!ごはん!出来てるよっ!!」 私を見るなり青ざめ動かない。 「ど、どうしたの…?」 私は聞いた。 すると彼は怒ったような口調で 「どうしたのじゃないよ…!!どうやって家に入ったんだ!?」 と言った。 「な、何言ってるの斎藤くん…、今日から同棲生活だって……言った、じゃん…。」 私が言うと彼は、 「っ……またかよ…。もういいから、そういうの。疲れてるんだよ…」 「………」 私は何も言えなくなった。でも、 「き、今日はご飯作ったよ…!一緒に食べよ?」 「ご飯って…!人のキッチン勝手に漁ったのか?」 「何言ってるの?さっきから。いいから、食べようよ…。冷めちゃうよ?」 「……なにもないよ?」 「え?」 彼は青ざめた顔でこちらに話しかけてくる。 「…ご飯も何もないじゃないか!」 そう言って私の食卓と鍋を指さす。 「なにいってる―・・・」 「何言ってるのってお前がだろ?さっきから同棲生活とか、ご飯とか、何言ってるんだよ !!ずっと!!いい加減目覚まして現実を見ろよ!!」 彼は一息に言った。 「なんで…そんなこと…友達にメッセージだって……。」 「友達…?メッセージ…?それみせろ…!」 と言われたので見せると、 「なにが友達だよ。これ全部お前で送ってるだけじゃないか…。アカウントを複数作成して……。」 やめて… 「やめてよ…!そ、それは友達だもん…!!」 「自分がか?」 「…っ……」 「さっきから、お前自分の理想ばっかりじゃねぇか!お前のただの幻覚だろ…!?もう頭冷やした方がいいぞ…。」 ……………。 「さっきから…………。」 「!?」 「斎藤なんて、わたしのまえから消えれば…!」 私は灰皿を持ち上げ斎藤の頭目がけて 振り下ろした。 「消えちゃえっ…!!!!」 何度も叫んだ。 すると…… 誰かにを捕まれた。 「お姉さん…、ちょっといいかな。」 警察だ。 「斎藤……?」 眼の前で殴っていたはずの斎藤がいない…… ただの枕になっている。 「うそ………!私は斎藤くんと付き合って同棲生活してたのに……!」 鍋にも。さっきの食卓も メッセージの友達も。 全部1人。食器を2人分並べてあるだけで 生姜焼きなんて料理はどこにもなかった。 そして、 「……お姉さん。」 警察のおじいちゃんに言われ、 署に送られることになった。

みんなの答え

辛口の答え

※きびしいコメントを見たくない人は
「見ない」をおすと表示されなくなるよ!

この相談への回答は、まだありません。

0件を表示

他の相談も見る

ランキングページへ

相談に答える

相談の答えを書くときのルール

【「相談する」「相談に答える(回答する)」ときのルール】をかならず読んでから、ルールを守って投稿してください。
ニックネーム必須

※3〜20文字で入力してね

※フルネーム(名字・名前の両方)が書かれた投稿は紹介できません


せいべつ必須

ねんれい必須
さい

※投稿できるのは5〜19さいです


都道府県必須

アイコン必須

答えのタイトル必須

※30文字以内


じこしょうかい

※140文字以内

※自分の本当の名前、住所などの個人情報(こじんじょうほう)は書かないでね


ないよう必須

※500文字以内


辛口

※ないようがきびしいコメントの場合はチェックをつけてね!


ひみつのあいことばを設定してね

他の人にわからないように、自分しか知らないしつもんと答えを入力してね。

※ひみつのあいことばは忘れないようにしてください

※自分が選んだしつもんや答えが他の人に見えることはありません

ひみつのあいことば①必須

※使える文字: ひらがな・カタカナ・半角英数字

※半角カタカナ、全角英数字が使えないよ

※2〜20文字で入力してね

ひみつのあいことば②必須

※使える文字: ひらがな・カタカナ・半角英数字

※半角カタカナ、全角英数字が使えないよ

※2〜20文字で入力してね

※みんなで使うスマホ・パソコンではチェックしないでね

※毎日キズなんに来ていると、ずっと自動で入力されるよ。くわしくはコチラ