君に会って、好きになる
「好きです。」 うーん違う。 「付き合って?」 これもだめ。 「私、斗演だけしか見えない」 うぁぁぁ、無理無理。 どーすればいいんだろ.......。 私は凛茄(りか)。小6。告白練習をしていた。 もう12月。好きな人は斗演(とえ)という 学級委員長。私は副委員長。 好きになったのは1年前のこと。 ー凛茄って真面目だよなー ー.......ー ーいい意味でさ。何か、女子って陰で いろいろあるじゃん。だけど凛茄は 違う。だから、俺。そんな凛茄のこと...ー ーおーい、斗演~っ!!ちょっと手伝ってー!!ー その後は書記の未来君に呼び止められて。 その最後の言葉は聞き取れなかったんだよね。 あの時、何を言おうとしてたの。知りたい。 斗演の全部を。君のそばで。ずっと...。 てゆーかクラス離れちゃったし、私のことなんか...。 いや覚えてくれてる。絶対......! 俺、1人の女子が好きになった。1年、8カ月前から。 その女子、凛茄というのはひとめぼれだった。 児童会で関わると、彼女は真面目だと思ったら天然で何事にも 真剣で......。合唱コンクールで、ピアノを弾いた時は 笑顔で楽しそうで...。そんな彼女に惹かれて、彼女のそばで その笑顔を守りたいと思った。そうしたら彼女と同じクラスになった。 そして彼女は副会長に立候補した。俺は無我夢中で会長に立候補していた。 ある日俺は彼女に告ろうとした。だが、運悪く仲間に呼ばれ、言えなかった。 でも明日こそ言う。児童会で話し合いがあるから。 ー次の日ー 「はい、今日は話し合いはこれで終了です」 「気を付け、礼」 「ありがとうございました」 ふぅーやばっ!私、帰り、どーやって誘えばいいのー? 児童会のことで誘う?? 俺、どーすればいいんだ!?とりま、児童会で用があるって ことで一緒に帰ろって言うのがベストか...?? 「「うぅーん」」 「あの」 「あのさ」 「「え?!何?」」 「ぷっ、あははは!!」 「はははは!!」 今なら言える、俺頑張れ! 今なら言える、私頑張れ! 「好きだ、凛茄のことが」 「好きっ、斗演のことが」