クラス1の陰キャ=日本を沸かせる配信者
はぁ・・・ 「佐藤さん、いつもボッチでかわいそうだよねwww」 まじで・・・ 「うんうん」 何回いったら気が済むんですかね!? わざと聞こえるようにしてますよね!?ね!? まあ、ボッチなのは自分で理解してる。 陰キャだし・・・ ただ、話す友達も数人はいる。 だがしかし、クラスが一回も同じになっていない。 なんだこの運の悪さは。解せぬ。 というわけで、ずっと自分の席に座ってぼーっと してる私ではあるが、みんなに言っていないことがある。 (陰キャなので、そもそもほとんど公表していないが。) 今回はそんな私について紹介していこう。 一人称:わたし 性別:女 年齢:12 名前:×××× これは私のデータである。・・・いらなかったかな。 そしてこれが一番大事な私の年収である。 年収:3000万円 驚いた?驚いたよね?ね? まず12歳でお金を稼げている時点でおかしいのだけれど。 そう。私には仕事がある。 配信者だ。 しかも今日本で超有名の。 10代から30代にかけて絶大な支持を得ている。 ちなみに、自分の部屋は機材だらけなので、 友達を呼んだことなど一度もない。 配信がある日は毎日ダッシュで学校から帰って宿題を終わらせ、配信の準備。 日月水金土の週5日で配信を行っている。 今日は水曜日。今日は夜8時から配信の予定だ。 ただいまの時刻は7時半。 あと30分だ。 親がお菓子と水を持ってきてくれた。 現在のうちの収入源の大半は私の配信なので、 親も何もいうことがない。 7時55分。 現在の待機人数は10万人。 7時59分。 緊張してきた。 5,4,3,2,1,スタート。 「みなさんこんにちは!今日も配信みてくれてありがとねー!!」 止まらないコメント。 絶えないスーパーチャット。 伸びる視聴者数。 全てが最高だ。 今日の企画は質問コーナー。 たくさんの質問がきている。 「年齢か~。内緒!」 「好きな食べ物~!お寿司かな!」 「配信を始めたきっかけ?うーん。みんなを笑顔にしたかったからかな!」 ――1時間後 「今日はここまで!金曜をお楽しみにね!!ばいばーい!」 ――翌日 「昨日の配信みた?」 「最高だったわ!!」 「私の質問答えてもらっちゃった!!」 学校は昨日の配信の感想であふれている。 照れるが、みんなにこのことは明かせないので、今日もぼっちだ。 「ん?佐藤さんなんか顔赤くない?」 「照れてんの?なんで?」 やばっ。やばいっす。 「き、き、きのせい・・・じゃ、ないすか?」 「?」 ギリギリセーフといったところか。 やっぱり視聴者が増えると困るなーー。 でも、今、私は最高の気分だ。 いつもはぼっちぼっちいわれるけど、 配信の翌日はいつもこんな感じ。 とってもうれしい。 いつまでもこの生活を続けたい。配信とともに。 おしまい 今回はクラスメイトが配信者だったら・・・ という小説でした。 もしかしたらキミのクラスにも・・・?