短編小説みんなの答え:2

「精一杯生きるよ」

私は、昔から重い病気を患っていた。 余命が減っていく恐怖と戦うのが、どんなにつらいか。 夜空に浮かぶ星を眺める。 「時間なんて戻せないよね、バカみたい」 空に向かって言う。 時間を見る。夜の十一時。 鏡に映った姿は、自分でもわかるほどやつれている。 そう。ここは病院。 私は、内緒で詩を書いている。 今日もペンを走らせる。 「お父さんへ 私は病気だけど、頑張って生きてるよ 生きることに疲れたと言って 生きることをやめてしまう人もいるけど 私は頑張って生きるよ だから 私が死んでしまっても 生きることをやめないで 今、会いに行くって言って 帰ってこなくなったら 残されたみんなが悲しむよ だから 私は精一杯生きるよ 天国のお母さんと私より」 _朝_ 私がペンを持つことはなかったけれど、鳥がきれいな鳴き声で、チュンチュンとさえずっていた。 そのころ、お父さんは私の詩を読んで涙を流していた。 「詩織、美緒・・・」 やがて、お父さんは再婚した。 新しい家には、私の詩が飾ってあった。 私の詩は、お父さんがコンクールに出して、優勝した。 お父さんは、私のことをまだ覚えていた。 そして、お父さんに子供ができた。 その少し前、私は神様にお願いした。 「もう一度、〇〇」と。 お父さんの子供は、菜織と名付けられた。 その子は、菜織は、ある春の日に言った。 「その花、どうするんだい?」とお父さんが聞くと、 「おねいちゃんに、あげるの」と言った。 「いい子だね。お母さんが、カレー作ってくれるぞ。」 「やったー!」 「詩織も、カレー好きだったなあ」 お父さんがつぶやく。 菜織は、「おねえちゃんの好きなもの、みんな私と同じなの」 と言って、子供らしく笑った。 おしまい。 {解説} 菜織は、詩織ちゃんが転生?した子供だったから 好きな食べ物が全部同じだったってことです。

みんなの答え

辛口の答え

※きびしいコメントを見たくない人は
「見ない」をおすと表示されなくなるよ!

この相談への回答は、まだありません。

0件を表示

他の相談も見る

ランキングページへ

相談に答える

相談の答えを書くときのルール

【「相談する」「相談に答える(回答する)」ときのルール】をかならず読んでから、ルールを守って投稿してください。
ニックネーム必須

※3〜20文字で入力してね

※フルネーム(名字・名前の両方)が書かれた投稿は紹介できません


せいべつ必須

ねんれい必須
さい

※投稿できるのは5〜19さいです


都道府県必須

アイコン必須

答えのタイトル必須

※30文字以内


じこしょうかい

※140文字以内

※自分の本当の名前、住所などの個人情報(こじんじょうほう)は書かないでね


ないよう必須

※500文字以内


辛口

※ないようがきびしいコメントの場合はチェックをつけてね!


ひみつのあいことばを設定してね

他の人にわからないように、自分しか知らないしつもんと答えを入力してね。

※ひみつのあいことばは忘れないようにしてください

※自分が選んだしつもんや答えが他の人に見えることはありません

ひみつのあいことば①必須

※使える文字: ひらがな・カタカナ・半角英数字

※半角カタカナ、全角英数字が使えないよ

※2〜20文字で入力してね

ひみつのあいことば②必須

※使える文字: ひらがな・カタカナ・半角英数字

※半角カタカナ、全角英数字が使えないよ

※2〜20文字で入力してね

※みんなで使うスマホ・パソコンではチェックしないでね

※毎日キズなんに来ていると、ずっと自動で入力されるよ。くわしくはコチラ