幼馴染の関係を超える
私の名前は水戸琉花!中学2年生だよ! 私は幼馴染の正木颯太と一緒に登校するの! 幼馴染だから、毎日一緒。幼稚園生の頃からずーっと一緒! 「おーい!琉花!行こ!」颯太は可愛い系男子。実際、ドsになってかっこよくなりたいらしいけどね。 「あ、今行く!」私は颯太に歩幅を合わせてもらいながら歩いてもらっている。 こういうときに。いつも胸がドキドキしちゃうんだ。なんでろう・・・。 「琉花!今日、ここのスイーツ店行かない??新しくオープンされたところなんだって!」「今日は無理!昨日食べた!」 颯太はいっつも可愛いし女子力が高い!それに比べて私は女子力が低い。辛い~。 私達は学校に到着した。クラスは同じ。私達が幼馴染で距離が近いせいか、付き合ってるって思われている。 その度、「違うってば!」って言うけど。颯太は何も言わないんだ。どうしてよ~!勘違いされるじゃん! 放課後。キーンコーンカーンコーン♪ 私は帰り道、颯太を誘って家へ帰る。すると、颯太が「今日、俺の家に来て。話したいことがあるんだ」 いっつも可愛いのに今日はちょっとピリッとしている。甘い砂糖菓子にスパイシーな辛子が入っちゃってるみたいに。 「えぇ??ラインじゃだめ?」「だめ。ってか俺の家泊まって!強制!琉花のママにも連絡してる!」 うわ、マジか・・・。私は「はぁ・・・。今日、6時に来るから。」と言って家へ入る。 ママが「おかえり。今日は颯太の家でしょう?荷物はまとめたから行きな?」とニコッとして言う。 私は荷物を持って颯太の家へとあるき始めた。その間、大事な話を考えた。 どういう意味なんだろう??私達ってなんかしたっけ?? そう考えているとあっという間に颯太の家へと来てしまった。颯太は割りとお金持ち。ちょっといい洋館に住んでいる。 颯太があっさり家へと入れてくれた。「いらっしゃーい♪ゆっくりしてってね♪」ピリッとした感じはなく普通に砂糖のように笑ってくれる。うぅ・・・話の内容がわからないからモヤモヤする・・・。 「琉花、こっち」一つの部屋へと私の手を取り、案内する。手からのぬくもりを感じてドキドキする。 なんだか変な気持ち・・・。最近、颯太と話す相手にも嫉妬しちゃうようになっちゃって・・。最近、私、おかしいよ!! ソファーに座ると急に真剣な顔をした颯太が目に入った。 「今は俺の親いないから。安心して話せるよ」ふーっと息をつく颯太。 本当に何を話すの・・・!? 「なぁ、琉花。俺たちって・・・幼馴染、だよね?」「え、は?え、まあ、う、うん?」ぎこちなく私は返事する。 ちょっと意味がわからない! 「ねね、俺たちって学校中で付き合ってるって噂があるんだけど・・・俺は付き合ってもいいよ?」「ファッ!?」 私の耳にささやく颯太の声は柔らかく、真剣だった。 「それってどういう_____」私がその先を言おうとしたその時。 「俺、琉花のこと・・・その・・・好きだけど。」頬を赤らめて言う。 「それって、幼馴染ってことだよね!?」私は慌てて言う。だって異性として見られてる感じ0%ですけど!? 「嫌、俺恋愛的な意味で・・・琉花のこと、好きだから」私は顔を赤くする。沸騰するんじゃない!?って言いたいくらい。 「わ、私・・・」どうしよう。今までの颯太と過ごした日々を振り返る。 嫉妬してしまったあの日。ドキドキと胸が鼓動を打ったあの日。会いたくてたまらなくなった____あの日。 私、颯太が好きなんだ。今まで気づけなかったこの気持ち____今の颯太にぶつけて止まらない! 「颯太!私、颯太のこと大好きだよ!」今まで伝えられなかったこの気持ち。 好きだって気づいたあの一瞬、私は吐き出した思いを全部ぶちまけたとして感情がぐるぐるして君は颯太は。どう思うかって。 でも、颯太が私に真剣だってことがすっごくわかって。だから、伝えてもいいかなって思えた。君だからかもしれないね。 「俺も、好き。大好きっ!」颯太がそういった瞬間私に抱きついてきた!えへへー!と甘えるように。 「俺と、付き合ってください」「ええ、喜んで!」私達は抱き合った。 今日は泊まるから抱き合った状態のまま寝た。幸せだなぁ・・・。 私達は、幼馴染っていう関係を超えちゃったんだね。 颯太は寝てしまっていて。ぐっすりと寝ている。 私も眠りについた。 次の日。次の日は土曜日で起きてすぐに着替えた。颯太よりも先にね。 私達が二人起きて、まだ私が寝ぼけているとふわっと唇に温かいものが触れた。「起きて。俺のお姫様?」 って言ってきた!それは颯太!颯太が私にキスしたんだ!真っ赤になっていると、颯太が言った。 「今日は、デートしようね♪」そうして、私達は手をつなぎ外へと一歩出る。 幼馴染だって言う関係はもう終わり。恋人同士また、新たな関係が一歩、始まるんだ! ~Fin~