最強の守り。(意味が分かると怖い話)
私は今日、「最強の守り」というのものを手に入れた。 悪魔と契約をし、寿命が3年ほど縮んたが、それでも私の気持ちは晴れていた。 最強の守り...最強の守りとは、私の家についたバリアである。 災害からも私の家を守り、ミサイルが家に落ちても問題なし。これだけでうれしいが、 さらに不法侵入者なども弾き飛ばす。 ...ふふ。 ついに私は...これで私は最強になったのだ。 家に居れば、悪いことが起きない...。 これだけしか頭になく、いつしか私は寿命が3年ほど縮んだのも忘れていた──。 最強のバリアが私の家について、一週間が経った頃。 殺人事件が起こった。私の家でね。 しかも被害者は、私──のみ。 お父さんやお母さんもいるのに...。 でも、私のことを溺愛してくれたお父さんやお母さんが、私を殺すわけがない。 だったら...不法侵入者...? が、私のことを──。 なんでだろうね。 不法侵入者は入れない構造になってるのに──。 解説 最強の守りを手に入れて浮かれている主人公、「私」。 ですが、その最強の守りがついている家で、殺人事件が起こってしまいます。 しかも、被害者は主人公だけ。 ...なんででしょうか? 最強の守りがついている家で、不法侵入者が入り、殺人事件が起こるはずなんてありません。 ...だから...。もう、分かりませんか? 最強の守りが家につく前に、不法侵入者はもう、家に入っていたのです。