“夢”
夢って、幸せになりたいという気持ちのことを言う? 多分、違う。 夢は、自分から好きなことをして、 人生を自由に、好きに生きるようにすることだ。 好きなことをする、自由に生きるのが、「生きる」だ。 私は、中学生までは、「生きていなかった」。 夢がない、趣味がない。 生きるとは、心臓が動いて、死におびえて、 友達を作って、運動して、勉強して、 お金を稼いで、家族を作って、 子孫を残すことだと、思っていた。 それくらい、私の中学生時代の生活は 「生きていなかった」。 楽しいと思うことも、趣味なのだとしても、 「生きていなかった」。 つまり、笑えなかった。 「無」の心で、何となく生活していた。 「生きる」ようになったのは、高校生になってから。 中学生までは、楽しくもなかったバレー部だったが、 ダンス部に入部。 ま、どうせ楽しくないだろうというやる気のない心。 これは、はじめのうちは変わらなかったのだが・・・。 たくさん練習し、怒られ、 汗をかいて、いつしか。 “ダンサー”になりたいと、自然に思った。 楽しく、なってきた。 「生きる」ようになれた。 笑顔になれた。 汗をかきたいと思えた。 私は、生きるというのがどういうことか、 この瞬間、分かった。 意味のない人生は、ない。 だけど、「生きている」か「生きていない」かは別。 生きていても生きていなくても、意味がある。 だから、今、人生を送っている。 私が言っている「生きる」は、 肉体に対して言っているのではない。 私の今言っている「生きる」は、 心が生きているかと言うことだよ。 夢は、「生きる」につながる。