私は強い
桜が舞う、学校が目の前に現れる、 行きたくない、と心が叫ぶ。 でも、進む。 行くって、決めたのだから。 天由紀凛は、不登校の時期があった。 中学2年生の時。 1年生までは、部活もそれなりに楽しかったし、 クラスでも友達がたくさんいて、 特に問題などなかった。 でも2年生になってから、 友達が陰口を言う、 蹴る、殴る、 先生には嫌な目で見られる、 すぐ怒られる、 みんながニヤニヤして見る、 笑う、笑う、笑う。 一番仲が良かった、はずだった子が、 うわさを流していた。 ねぇ、◯◯ちゃん、凛って私の彼氏を奪ったんだよ、とか。 先生、凛は友達をいじめてますよ、とか。 私を嫌な目で見る。 先生でさえ味方してくれない、 お母さんはいつも先生の味方だ。 そうして、学校を休んだ。 お母さんに何と言われようが、 姉にからかわれようが、 行けない、行きたくないと心が叫ぶ。 でも。 今年は行く。 そして、先生に直接、本当のことを言う。 友達を、新しく作る。 お母さんに、話をする。 弱い人だと思われたくない。 いじめる子は、本当は弱い。 私は、強い。 だから大丈夫。 凛はかくしんしている。 私はキズなん民の一人だ、と。 誰かがきっと、力になってくれるんだと。 <後書き> こんにちは、お日様です! (このお話はフィクションです) 不登校の子がきっと中に入るかも、と思い、 少しでも力になればな、と作りました。 読んでくれて本当にありがとうございました、 ではまた!