いじめられていた過去。
「なにやってんの?www」「ヤバァ。男子の前でも泣くとかキモすぎww」「うわぁ。ぶりっ子だァwww」 よし、大丈夫。私なら頑張れる。頑張れ!私! 足を学校の方への道に進めた。 同じ学校の子かな?パンをくわえながら走っている。ふふっ。漫画みたい。みんな輝いてる。楽しそうなJK生活だな… 私もああなれればあの子たちみたいに輝けて、幸せになれるのかな。あの子たちみたいに、陽キャになれれば幸せなのかな。 あいつみたいになったら幸せになれるのかな。中学生の時に私をいじめていた、あいつみたいに。私は走って学校に行った。 「ねぇ。邪魔なんだけど。」「あっ… ごめんなさいっ!」ドキドキしていた。こんなに人をいじめるのは楽しいんだ。気弱な子をいじめれば私も幸せになれるんだ。私さえ、幸せになれればいいんだ!!それから私は靴をかくしたり、その子のノートに酷いことをかいたり、色々なことをした。あれ…?辛い。こんなことして何が楽しいの?人の泣く顔、困ってる顔をみて何が、楽しいの? いや、これは仕返しだ。私の辛さをみんなに知らせてやるんだ! でもこの子たちがいじめた訳じゃない。 でも…!! うわぁぁぁぁあぁぁっ!!!! 急に涙がボロボロでてきた。 そのまま道で泣き崩れた。 うずくまって泣いてると、 「…どうしたの?体調悪い?」 えっ…?ゆっくりと上をむくと…ゆきがいた。 心配そうな顔をしてこちらを見下ろしている。「ゆ…ゆき?なんでっ!私いじめてたのに…」 ゆきはニコッと微笑んだ。 「だってこれは本当のももちゃんじゃないから。ももちゃん辛い想いしてたの知ってるもん。辛かったね。大丈夫。」 ゆきは私の背中をさすってくれた。 私が泣き止むでいつまでもそばにいてくれた。 こんなに心が温かい人をいじめてたなんて。 なんて情けないんだろ… 恥ずかしい。 すると、ゆきはつぶやいた。 「ごめんね。」