あなたが好き。
あなたが好き。そう思ったのはいつからだろう。気づいたら好きになっていた。 これは私の恋の奮闘物語。 あれは高校の入学式だった。緊張していた私は、早々黒歴史を作ってしまった。 ー白石杏ーこれが私の名前。てっきり私は、 ー白井杏菜ーを私だと思って勘違いし返事してしまった。 そんなとき、クラスみんなは笑ってたのに、 きみはこう言ってくれたね。 「大丈夫だよ。」 この言葉に救われたんだ。 いま思えばここからあなたへの恋は始まったのかもしれない。 君の名前は、高野拓。 カッコいい容姿で、文武両道。そして優しい。 そうすごくモテる。そんな私が付き合えるわけない。 そう考えていた。 けど、早く君の気持ちに気づいていたら。 7月21日 ザァザァぶりの大雨。「傘忘れた」 みんな傘持ってる。いいな。 土砂降りの中帰ろうとしたら、 君が「入る?」優しく言ってくれた。 8月19日 補修の時。あなたは来なくてもいいのに来てくれて 勉強を教えてくれた。 10月15日 きみに彼女が出来たと言う噂があった。 もう悲しくてしょうがない。 12月25日 君に告白された。 夢のよう。 ずっと君を思うよ。 1月21日 君の命日。 悲しかった。 でもずっと私はきみを思う。