孤独なピエロ
僕はピエロ。今日もショーをしていた。 「きめぇんだよ!失せろよ!」と言われショーの最中に石を投げられた。嗚呼、またか。また駄目なのか。僕はずっと孤独。ショーは強制的に終わらせられた。でもその後、「あの、ピエロ志望なんですけど、、、」と声が聞こえた。僕はすぐさま怪我を隠して言った。「僕とショーをしてくれるのかい?」「?はい」僕は嬉しくてたまらなかった。それから練習をして1か月後、ショーを開いた。けれども、客は「きめぇって何度も言ってんだろ!!!目障りだ消えろ!!」と殴ってきた。幸い新入り君には何もしてこなかった。嗚呼またか。でももういいんだ。ピエロは何をされても笑顔のままだ。じゃなきゃいけないんだ。またショーは強制的に終わらせられた。休憩してると新入り君は「ごめんなさい。ピエロがあんな扱いされてると思いませんでした。」僕は「大丈夫」と言った。そしたら「僕でもどうにかできるように頑張ります。」と新入り君が言った。その日いつもは新入り君が先に帰るが、「今日は先帰っててください。」と言われた。先に帰った。 ショーを開く場所は僕の家のすぐ近くだから家の窓から見える。外を見ると新入り君がショーの練習?をしていた。真面目ないい子だなと感心した。すると突然大声が聞こえた。外を見ると、あーやっぱり文句言われてる。可哀想だったので外に出た。あれ?いない。もう練習終わりかな。暗いし。でも可哀想なので行ったと思う方向に行った。あ、いた。「新入り君!」と声を出した。そしたらギロリとこっちを見た。よく見ると頬に血がついている。「うああああああああっ!!!」と声が聞こえた。???はっとした。信じられなかった。震えが止まらなかった。「新入り君?な、何してるの?」震えた声で言った。「?癪に触ったので刺しました。これでショーをしても悪い気持ちになりません!褒めてください!」ショーの練習をした理由はこの人をお引き寄せるためだったのか「君自分で何したかわかってる?」「悪い事をする人に罰を与えましたました!」嗚呼この子はもう駄目だ。この子は孤独だ。 ピエロが怖いと言われ始めたのはこの出来事からだった