決意。
ー決意ー。私の決意を聞いてください。 ー決意ー、それは、「医者」になることだ。 私には、大好きだったことがある。休日に、家族みんなで車で買い物に行くこと、夏休みに祖父母の家に行くこと、お父さん弟と公園で遊ぶことだ。買い物に行けば父は好きなお菓子を1人1個買ってくれた、祖父母の家に行けば父は家やプールに連れていってくれたし、バーベキューもしてくれた、公園に行けば弟とサッカーや鬼ごっこをしてくれた。大好きな日常だった。 私が小学三年生のときだ。誕生日が近かったため沖縄に行く予定があった。当時の私は沖縄に行ったことがなかったし、飛行機も乗ったことがなかったしすごく楽しみにしていた。 旅行の一週間前。父が脳卒中で目が覚めなくなった。突然のことだった、朝、目を覚まさなくなった。大きな手術を2回したらしい。それでも、病気はまだ軽いとは言えない。 現在も入院している。仕方の無い事だが、私の大好きな日常はもう戻ってこないだろう。 さて、何故、医者になろうと思ったのか。患者さんのご家族に寄り添える仕事につきたいからだ。父が病気になって私は寂しさを感じた。患者を救うのが医者の役目ではあるが、そのご家族の心を支えていきたいと思う。これが、私のー決心ーである。