僕の天使は微笑んだ
数日前・・・君は死んだ あれからたった数日なのにすごく長く感じる もし君がいたなら もっと楽しく話しできたのに・・・ 楽しい時間をもっと過ごすことができたのに・・・ もしかしたら・・・いやきっと君を助けられたのかもしれないのに 何かに頼らないと何もできないこんなダメ人間に果たして幸福が訪れるのか・・・ いや、それはないだろう なんでだろう・・・すごく寒い・・・ 手足はガクガクに震え、手は真っ白だった。 寒い・・・毛布をかぶっていたが我慢できずカーテンを開けた 窓の外に「何か」が見えた。 不思議と気になって窓を開けてしまった。 そこにあったのは・・・人だった ここはマンションの9階・・・目の前に人がいるなんておかしいはずなのに不思議と疑わず、その人に見惚れていた 温かい・・・すごく気持ちが良い・・・僕の孤独をいやすようだ まるで天使のように、僕のすべてを知り尽くしているような目で微笑んでいた 手を差し伸べてきた・・・だから僕は手を出した あそこに行きたい・・・温かくて、気持ちの良い場所 手が届いた・・・ 不思議な気持ちだ。寒くて、真っ暗だった目の前が、暖かくて明るくなった。 もうどうなってもいい・・・この天使についていけば・・・ 君に会えるような気がした