【私が呪いました】
「やったのは私です! 信じて…」 私はそう警察に訴えるが、 警察は私が友達を呪いで 殺したというのを、 一向に信じては くれなかった。 私はこれほど罪悪感に埋もれている というのに。 何で私は呪いなんて してしまったんだろうか。 あの子のことは、大好きだったのに。 私は人を殺したという 罪悪感で、自殺した。 昨日、私が呪ったアイツが自殺した。 アイツには、 「親友“だった”私が自分の 呪いで死んでしまった幻想」 を見る呪いをかけた。 私はアイツの部屋に あった遺書を読んで、 ギリ、と奥歯を鳴らす。 何が、 「友達だった」 だよ。 「大好きだった」 だよ。 「ごめんなさい」 だよ。 私が親友じゃなくなったあの日から、 私を殺す気でいじめてきたくせに。 自業自得だ。呪われても当然だ。 アイツを、殺ったのは私だ。 そう思うと、 笑いが込み上げてくる。 「ね…エ、一緒に逝くよねえ…、トモダチ、だヨ…ねエ」 誰もいないはずの部屋で、 そんな声が聞こえてきて、 私は背筋を凍らせた。 部屋の外?窓の外? 頭の上?いや、耳元。 シミのついたセーラー服。 こいつは……。 「ひっ……」