『背後に気をつけてね』
通学中、見知らぬ小学生ぐらいの少女に言われた 意味が分からなかった でも次少女の方に目をやると そこには誰も居なかった だから、もう気にしないで学校に行ったんだ 何事も無く学校に着くと、 机に1枚の紙が置いてあった 《放課後、屋上に来てください》 一言、ただそれだけが書いてあった それからもいつも通り授業を受け、 いつも通り友達とふざけ合う そして放課後になり、俺は屋上に向かった まだ誰もいない とりあえず待つか、と思い ぼんやり外を眺める 次の瞬間、屋上のドアが開いた 1人の女が走りながら此方に向かってくる 振り向こうとした時、 俺は刺されたんだ、背後から 手に刃物が隠されていた 記憶が薄れていく中、俺を刺した女の顔を見る よく知っている顔だ あいつは幼なじみ この前告白されて、___振った 腹いせだろうか 俺は朝の少女の言葉を思い出した 『背後に気をつけてね』