スカッとする話「いじめの真相」
「えーでは、学校側の調べによると、いじめはありませんでした。」 またこうやって事実を隠ぺいするんだ。よし、今言おう。 「いえ、いじめはありました。」 「由姫華(ゆきか)さん、もうやめなさい。」 担任までこんな事を言ってくる。もう何なんだよ。するとそこで私をいじめていた愛那(あいな)が口を開いた。 「いえ、本当にありました。」 先生達が驚く。愛那は信頼が厚いからなぁ。 「由姫華がいじめてたんです。」 「由姫華さん、こんな事して良いと思ってるんですか。」 「先生っ!!!!!」 突然、いつも冷たい母が立ち上がった。私の制服の襟に手を入れる。 「私は由姫華の様子がおかしかったので、何かあったんじゃないかと思いました。そこで、襟にボイスレコーダーを入れたんです。」 その場にいた全員が凍りつく。 ボイスレコーダーから声が流れてくる。 「由姫華、バーカ。落書きしといたから。それと宿題やってきて、よろしくね♪」 それから、声が流れ終わった後、母は私を連れて担任の顔に退学届を貼り付けた。そして二人で帰った。 あぁ、やっぱり母は母だ。そうしみじみ感じた。