あの子の事
また会いたかった。あの子の元へ さようなら皆 どうして良いか分からなくなった 何かの旅へ出た。 「会いたかったよ」 後ろから声がした 振り返ると あの子がいた 今言うべき事が言えなかった。 「....」 どう思われているかは分からない。 「君の思っている事はわかるよ」 「....」 自分には友達がいなかった。 悲しくもなかった。 この世界にいるのか分からなくなった。 そこで助けてくれたのは あの子だった。 一目惚れした。 優しかったあの子は いつからか見えなくなった。 ああ言いたかった「私があの子のことが好きなのを」 そして今見えた。 早くしないとまた見えなくなっちゃう。 どうしよう。 「な..名前は?」 「あっ...名前?...無い...名前って何?」 「名前?...分からない....」 言いたいことが途中で変わる。 どうしてだろう。 これで伝わるのか。 「どうして見えなくなっちゃったの?」 「君の気持ちだよ」 「気持ちって?」 「思っていること」 確かに見えなくなった時 悲しかった。 「いつまでも一緒にいようね」 「手を繋げば見えなくならないよ」 アリが聞こえる小さな声で 「好きだよ」 「....」 さようなら皆 私はあの子と旅へ出る。