恋愛相談室
コンコン あ、いつものような来客だろう。 私は小池美濃。 少し変わった職業をしている。 「はいりなさい。なに?」 いつものように恋愛の相談に来たのだろう。 そう思ってドアが開いた。 あ、あのこは。 前にも相談に乗った子、鈴木ゆりだ。 ゆりちゃん何かあったのかしら? 泣きながら入ってきたゆりちゃん。 「ひっくひっく…小池先生…!」 わたしを見た瞬間、抱きついてきて事情を話してくれた。 どうやら、ゆりちゃんは好きな人――杉並くんに、告白された。 それでお願いしますっ!と、いうと、ドッキリでーす!って言われて泣いちゃったらしい。 辛くて、授業を抜け出して、恋愛相談室にきたらしい。 それはつらいよね。 私はゆりちゃんが泣き止むまでそばにいた。 やっと泣き止んだ頃。 もう、夕日が出ていた。 そこに一人。 恋愛相談室に来た人がいた。 コンコン 「はいどうぞ」 わたしがいれると。 そこには、杉並くんがいた。 「ゆり。ドッキリはごめん。今日は俺が責任もって一緒に帰る」 え? これって恋愛のnew展開じゃない? ドッキリも、泣き止んだゆりちゃんも。 その頃にはきっと―――。