時の口づけ
私は天谷雫来(あまやしずく)。 幼馴染の鈴野流星(すずのりゅうせい)とキスをすると時間を止めることができる。それを知っているのは私と流星、親友の時を操る佐々木彩葉(ささきいろは)のみ。親も知らない 私と流星は誕生日、生まれた時間、生まれた病院まで全て一緒。 1校時、いつも通り授業を受けていたら教室が何やらキコキコと音を立て出した。地震だ。 私達は急いで教室を飛び出してトイレに向かった。"いつも"と同じようにちゅ。 彩葉はこの状態でも動ける。こっちを見てニヤリとしたが、ペンダントを握ると地震が治った。私たちは唇を離すと行くぞと流星がいった 2週間後 新宮楓(しんぐうかえで)ちゃん。 いじめっ子に「可愛いから潰したくなる」 という理由でいじめられている。 「うっ」楓ちゃんが蹴られている いじめっ子は笑っている どうしよう。私と流星はトイレに駆け込み、 「ちゅ」一度時を止めた。 彩葉はペンダントを握ると、少し時が戻った 私達はいじめっ子に聞いた 「"可愛いと潰したくなる"って羨ましいだけじゃん」 いじめっ子は泣き出した 「ごめんなさい。羨ましかっただけです」 「二度としないd…」 流星がみんなの前で私にキスをした。 みんなは唖然としていた 8年後 私達の結婚式。 運命のキスの時 ーちゅ。 あの頃と変わらない唇の感覚。 時は止まっていない。コントロールできるようになった私たちは毎日おはよう、おやすみ いってきます、おかえりのキスをして幸せに暮らしている。