電車 (タイトル思いつきませんでした すみません)
ガタンゴトン・・・ 電車は走る・・・多くの命を乗せて 僕は幼いころから電車に乗ってくる人はあまり見たことなかったが、降りる人ならたくさん見てきた 年いった人が暗い雰囲気の黒い人に連れて行かれて電車を降りるのだ 電車から降りるときはその人と一緒じゃなかったら降りたらだめらしい 僕は昔からその人が大嫌いだった だってそいつは僕の周りの人をどんどん電車から降りさせるのだから 僕は寂しくて仕方がなかった。電車に乗ってくるのは僕の大嫌いな黒い人だけ でも僕が毎回これを言うたびに親は「これは決まったことなの」と言う。 最初はよく分からなかったけどだんだん意味が分かってきた だけど黒い人は相変わらず好きになれなかった 僕にたくさん面白い話をしてくれたおじいちゃんとおばあちゃん、いつも優しくしてくれたお父さん、僕と一緒に遊んでくれた友達まで・・・たくさんの人があの黒い人によって電車から降ろされた 一回僕も降りようとしたがお母さんは必死にとめた。 黒い人はそんな僕を興味なさそうに見つめていた ある日僕はもう何もかもが嫌になった。こんなところにいたくない・・・ そんな気持ちに囚われ僕は電車を無理やり降りた 背後からお母さんの悲鳴が聞こえた。少し悲しくなった・・・でも僕はもうたえられないんだ 電車を降りた先には 「おじいちゃん・・・おばあちゃんにお父さん・・・みんな・・・。」 みんながいた こっちを笑顔で見てる。僕の反対側にいる。 「みんな・・・そうか・・・そうか・・・いつも僕たちを見守ってくれてたんだね」 僕は黒い人に腕をつかまれただ目の前に突っ立ってる闇に消えていった