下駄箱に入っていた一通の手紙は、まさかの――!?
手紙が入っている。 私は里奈(りな)!中学2年生だ。 ちょうど部活も終わり、帰ろうとしているところだ。 靴を取ろうとして、下駄箱を見たら・・・・・ 下駄箱に一通の手紙が入っていました!! 薄桃色の華やかな封筒で、いかにも『ラブレター』という見た目をしている。 封筒には、送り主の名前が書かれていたため、私は急いで確認する。 ――送り主は、クラスメイトの『古矢俊也(ふるや しゅんや)』だった。 俊也はめちゃくちゃ頭が良くて、おまけに顔立ちも整っている。 実は私、彼に恋心を抱いていたのである。 つまり、これがラブレターだとしたら、私と俊也は両想い!!! 鼓動が一気に跳ね上がる。 周りに誰もいないのを確認し、丁寧に封を開ける。 中には、綺麗に折りたたまれた紙が入っていた。 その紙を取り出して、慎重に文章を読んでいく。 『里奈へ 僕は、君に伝えたいことがあって、この手紙を書きました。 多分君は、これがラブレターだと思ったでしょう? いいえ、違います。僕は君にラブレターを書いているのではありませんよ。 僕は、君への予告状を伝えるために、これを書いているんです。 何を予告するのかというと、それは「殺人」です。 今から君の命を奪うという予告をするために、この手紙を書いたんです。 絶対に後ろを振り向かないでくださいね。 では里奈、さようなら! 俊也より』 私の鼓動はまた跳ね上がった。 『殺人』という文字を見て、私の体は一気に硬直した。 『では里奈、さようなら!』の部分を読み終えるより先に、 私の体には銀色の凶器が刺された。 ラブレター、だと思ったけど違った。 予告状だったなんて、信じられない――。