魔王城にて
「な~だからさぁ~、いいじゃん!」 「はぁ…」 俺は勇者。まあなんやかんやあって魔王を倒しに来た訳だ。 大体分かっただろ?さっすが俺。説明分かりやすいな! でさ、今魔王倒そうとしてたんだけど… 「おやつのケーキ半分あげるよ」 「なんで?怖っ」 なーんか和解しようってうっせーんだよぉ… 色んな交換条件出してくるけど和解するつもりはない! てかそっちが先悪いことしたんだろ。 …でも、ドーナツくれるって時は一瞬迷ったな。 あ、ほんの一瞬。マジで一瞬だから。10秒くらい! 『チャッチャラーン』 ?? 「ドッキリー」 え? 「そんな訳ないじゃん。馬鹿なの?」 マジで何こいつ腹立つなぁ。 今のチャッチャラーンってなんだよ… 「とりま契約書サインして!」 「だ、か、ら!」 「え~勇者の癖に戦う事を望むんですかぁ~?」 「そういう事じゃねぇ!」 何こいつマジで… めちゃくちゃ煽ってくんじゃん。 「それって貴方の感想ですよね」 「何が!?」 ひろ◯きっずかよ。 『チャッチャラーン』 またぁ? 「「「ドッキリー!」」」 え?村人めっちゃいる… 「TBSの、モニタ◯ングです」 めちゃくちゃパクるの好きだなオイ。 「魔王が和解しようとしてきたら、和解する?倒す?でした!」 そういう事。 もー、なんだよ… え?じゃあ俺勇者じゃないの?え?え? そして何事もなかったかのように村人達は去っていった。