幽霊の人間の恋
「起きて!」 その言葉で、私は目が覚めた。 上を見ると、あなたがいた。 私のたった1人の理解者。 幽霊である「彼」 5年前両親が亡くなってから見えるように なった。 彼は私が一晩中泣いていた時に現れた 「僕がそばにいる」 「だから、泣かないで」 初めて会ったのに ずっと前から知っている気がする それから一緒に暮らした。 だんだんと彼のことを好きになってしまった 私は人間。 彼は幽霊。 叶うわけない 20歳になって 気持ちを伝えた 「私、あなたが好き」 彼は目を見開いた 彼の体が薄くなる 「僕も好き」 「来世では、一緒になろう」 そう言い残して 泣いて笑って 消えていった それから子供が生まれた 生まれた子供はあの人の面影があった。 わたしは1人じゃない 生まれてきてくれて ありがとう