少食とあの子
私は元々少食だ。生まれつき。小説とかで見るようなゼリーしかーみたい事ではない。だがラーメン屋に行っても小すら完食がつらい。私は本気で悩んでいた。 私に新しく友達ができた。前髪命なギャル系の朝ちゃんとおっとりしている華ちゃん。正直、、朝ちゃんの方が話しやすい。少しくらい口が悪くても一緒に話してくれる。そんなある日、私は朝ちゃんに少食で悩んでいることを伝えた。分かってくれた、そう思っていたのに、、朝ちゃんのリップの付いた口から溢れた言葉はーーーーー 「え、何急に少食アピ的な?やめた方がいいって(笑)そのキャラキモいよ?」 その瞬間私の心に黒い絵の具が落ちたようだった。じわじわ広がってゆく。でも必死に心のしみを隠して、笑って、その場を過ごした。 あぁ、分からなかったか、そっか、うん、やっぱつらいか、 次の日私は学校に行った。変に休むと親が心配してしまう。 登校中、華ちゃんと出会った。 昨日の全てを覆い隠すように口角を引き上げた。だがーーーーー バレた 「無理に笑わないでね、華には分かるんだよ」 彼女は少しドヤ顔で微笑んだ。 「お話だけ、、聞かせてくれないかな」 私は躊躇した。この場をしのぐことはできる。言ってまた否定されたらどうしよう。 ぐるぐる思考が渦巻く。 私の口から言葉が落ちてゆく。 華ちゃんは落ちた言葉を拾って見つめてくれる。 話してしまっている。 否定されても、誰かに話してしまいたかった。 「それだけなんだけど、すごく辛かったんだ、しんどかったんだ、、」 嗚咽混じりの汚い声を聞き入れてくれた。 「お話してくれてありがとう。もしよかったらなんだけどね、今日一緒にご飯屋さん行かない?」 「私と一緒にご飯食べようよ、好きなだけ食べて、残っちゃっても私が食べちゃうから!」 華ちゃんはとろけてしまいそうな柔らかい笑顔だ。 うん、やっぱり嬉しい