歯車【意味が分かると怖い話】
その白い線が引かれるのに比例して、私の精神も削られていった。 歯車がギチギチと音を立てて出す、白い線。 戻ってくる、透明な線。 それと同じように、私の命の色も消えるのだ。 そんなの、絶対に御免だ。 私は逃げた。迫ってくる歯車の*ピッチ点から。 一心不乱に逃げた。 死にたくない。 頼むから、もう、線を引かないでくれ。 勘弁してくれ。 切実に願った。 …無駄だった。 もう遅い。 そう、悟った。 私は、砕け散った。 注:*ピッチ点・・隣り合う二つの歯車の歯が噛み合うところ。 【難易度★★★★☆分かればすごい!】 (分かりにくいだけかも…笑) ~解説~ 語り手である「私」は小人だ。そして、「私」がいたのは修正テープの中。修正テープは、手で引く事によって、一つの歯車から白い線を出して、文字を消す道具。白い線が出た後は、透明なテープとなり、もう一つの歯車に巻き付けられていく。これら二つの歯車の間にも歯車があり、これら三つの歯車が回転して動く。「私」はその、三つの歯車の所にいたのだ。歯車に体を引きずり込まれまいと、必死で逃げようとした「私」だったが、虚しく、それに惨殺されたのであった。 …ほら、あなたの、その修正テープの中にも…。 ~あとがき~ どうでしたか?初めての短編小説投稿で、自信作とは言えませんが…。 新米ですが、よろしくお願いします!
みんなの答え
辛口の答え
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すご!!
初めまして!みんとと申します! 解説みたときめっちゃ「ああ~」ってなったわ! ストーリーすごい!頭いい!((語彙力どこいった
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