カコとミライ 注:いじめの場面あり。苦手な人は読まないで
桜の花びらが舞い散る、ある朝。 「あのときは想像しなかったよねぇ、こうなるなんて」 「うんうん。みんなに思い届いたたかな?」 この声の正体は―。 「あ..!」 ひらり。 桜の花びらが、私・夏瑚(かこ)の手のひらに着地した。 今日は、入学式。 真新しい制服を着て、桜の絨毯を歩く。 「もう着いちゃった」 人見知りな私を応援してくれたかのように降ってきた桜の花びらは、そっとポケットに入れておいた。 席を確認して座ると、ちょうど前の席の子が登校してきた。 「おはよう。わ、たし、美来です、よろしくね」 「..!おはよう。私、夏瑚って言うの。よ、よろしくね」 このときはまだ不安だったけど、1週間もすればあんなにぎこちなかったのが嘘のように、あっという間に仲良くなった。 ある日のこと。 「この前さー、私、夏瑚の私服みたんだけど、めっちゃダサかったんだよ」 「えー!?どんな感じ?」 「なんかね、―」 っ..!これって、夏瑚ちゃんに悪口言ってる.. 最近なんか元気に振る舞ってると思ったらこういうことだったんだ.. 私・美来(みらい)はそう確信し、 「あのっ..ちょ、ちょっといい?」 考えるより先に出ていた言葉。 「夏瑚ちゃんの服がダサかったら、なんの迷惑がかかるの..?」 やばい、言い方がまずかったかな。 「クスクス..美来論破しようとしてる、ダサぁ」 「急にいい子ぶっちゃって..アハハっ」 コソコソ話している、嫌な感じの言葉。 私はどうすることもできなかった。 そして、その様子をそっと見ていた夏瑚ちゃんにも気がつけなかった。 次の日。 私・夏瑚は、いつもより早く登校した。 美来ちゃんに秘密のメッセージを入れるために。 もちろん、許可は取ったうえで、机の中を除く。 「美来キモい」「いい子ぶるな」 机の中に入っていたこの言葉をすぐには理解できなかった。 (えっ、と。「美来」「キモい」「いい子」「ぶるな」…?) 廊下から聞こえた話し声で、ハッと我に返る。 ―美来ちゃんは、私をかばってくれた。 だからだ。 私のせい。 私のせいで、美来ちゃんまでっ…。 紙を回収しようかと思ったけど、登校してきた人の目が気になり、やめた。 「セーフ」 私・美来は遅刻寸前で登校してきた。 荷物を入れようと、机を覗く。 「…?なにか、ある」 誰にも聞こえない声で、呟く。 (…!昨日、かばったから?夏瑚ちゃんの手紙あるってことは知ってるかも。どうしよう、より傷つけちゃった!) 放課後。 元々遊ぶ約束をしていた私達は、お互いの気持ちを打ち明けた。 「私のせいで、夏瑚【美来】ちゃんまで…」と苦しんだこと。 そして、「過去は変えられなくても未来は変えられる!」 と前を向き始めていたこと。 10年後。 無事いじめられなくなった私達は、とある中学校で特別な授業をしていた。 「過去はどんなに辛くても変えていけません。」と私・夏瑚。 「でも、未来は変えていけます。」と美来。 最後に私達は、大切なことを伝えた。 「「いじめのない未来をつくるのは、―」」 あとがき 夏瑚と美来の名前の秘密、気付いた人もいるかな? そう、過去と未来です。 この小説で伝えたいのは、「過去は変えられなくても未来は変えられる!」ことです。 それから、最後の答えは、みなさん、考えてみてください。 このお話を読んでくれたあなたの今日や明日が、より輝く1日となっていますように。 *辛口でも構いません。意見や感想、お願いします!* by心愛
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みんなの答え
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答えわかったカモしれないヨォ~
ヤァ、なろロアダヨォ~。 すごいねぇ!特別授業もスルナンテェ~。 もしかしテェ、答えは、「今の私たちから作る」っていうワケカナァ?
す、すごい。
こんにちはちりめんじゃこだよう! すごいです!私と同じ年なのに、こんなにすごいのかけるんですか!そんけいします。ちりめんも書いてみたいな!((無理!