短編小説みんなの答え:1

チューリップの花言葉 【感動&恋愛】

私には、好きな人がいた。大好きで、たまらなく。なのに。 ある日突然死んだ。交通事故だってさ。なんで?なんで私を置いていくの?あなたがいることが、私の生きがいだったのに。 「会いたいよ・・・。」 いつも夜、そうつぶやく。 ある日。 「あぁ・・・。今日で君が亡くなって5日目だね。もうそろそろ切り替えないとね。でも・・・。」 目に大粒の涙がたまる。私はその涙が流れぬよう、こらえ、今日も深くに眠りについた。 夢で、君に会った。 「え・・・!なんでいるの?ケガ、大丈夫?ねぇ!」 彼は何も言わない。ただ、ひとつだけ伝えたい、と言っているように見えた。 「ねぇ!何か言ってよ、会えたんだよ?夢でも。」 すると彼は手に何かの花を持っていた。それを私に渡す。 「え?チューリップ?」 彼は何も言わず、ただチューリップを私に押し付けるように渡す。 「くれるの?」 私がそう言うと、こくりと彼はうなずいた。 「ふふ、ありがとう。」 私は真っ赤なチューリップを受け取り、それをぎゅっと抱きしめた。そのチューリップが、彼だと思えたから。 でも、いつの間にか彼は消えていた。 目が覚めた時。朝だった。 「ん・・・。朝?」 もう一度彼に会いたかった、と心の中で何度も思う。 だけど、隣には彼がくれたチューリップがあった。 「え?嘘。チューリップがある・・・?」 でも、なんで彼はチューリップをくれたのだろうと思った。だから、チューリップの花言葉について調べてみた。 『チューリップの花言葉は愛の告白』 「うっ・・・ううぅぅぅっ・・・」 涙が後から後から出てくる。 彼も・・・。私のことが好きだったんだ。 私はいつまでも、その彼のくれた真っ赤なチューリップを抱きしめながら泣いた。

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