余命一年
私は、望月瑠奈(もちずき るな)。17歳! 一見、元気そうに見える私だけど余命一年なんだって! ん?どうしてこんなに明るいかって? 死ぬのが怖くないからだよ! ーそうあの人が現れるまでは確かにそうだったー *****一ヶ月後***** 「はぁ~退屈だなぁ」 「どうしたの?」 「誰ッッ!?」 私は同じ歳くらいの人に突然話しかけられた。 「僕は藤瀬海里(ふじせ かいり)。君が不思議な絵を描いてるもんでつい、話しかけちゃった!」 「ところで君は何を描いてるの?」 彼はおもむろに質問して来た。 「天国を描いてるの。私がこれから行く天国をね。」 「君は死ぬのが怖くないのかい?」 「怖くはないわ」 「そうなんだね。」 その日はそこで話は終わった。 *****二ヶ月後***** 彼はそれから、毎日私に会いに来てくれるようになったわ。 私も私で彼と一緒にいて楽しいしずっと一緒にいたいなって思うようになった。 これは恋…なの? *****五ヶ月後***** 彼と一緒にいたいと思えば思うほど私の体はいう事をきかなくなっていく。 今日は起き上がるので精一杯だ。 (ねぇ、私あなたの事が好き) 声にならないまま私は眠りについた。 *****九ヶ月後***** 今では私の体はもう起き上がらない。 声もまともに出せないのだ。 今、言わなくちゃ。私の気持ちをー 「す き」 彼はにっこり微笑んで 「俺も」 って言った あぁ、私死ぬんだ。 あんなに待ち望んでいた死が来てしまった。 いやだ!私は死にたくない。 そんな私の気持ちを無視するかのように私は彼の手を握りながら静かに目を閉じた。