だって君は(百合注意)
女の子だから…… 隣の席の子はイケメンでかっこいい。 目が合うと、にこって笑ってくれるし、困ってたら絶対に助けてくれる。 もちろん男女共にモテモテで、よく幼馴染でよかったって思う。 ……でも絶対に好きになっちゃいけない。好きになれない。 私が好きになったら、万が一付き合えちゃたらいじめられちゃうかもしれない。 隣の席の子は優しいから思い詰めちゃうかもしれない。 そんなのは言い訳だ。 「ねぇ。好きになってくれない?」 低めの声が私の耳を掠める。 私に勇気がないから、君を傷つけてしまうから、 「そういうのは男子に言ってもらいたいか。」 君がふっと自嘲気味に呟く。 でも、仕方ないよ。 だって君は……